「NIPPON QUALITY」出展社説明会にて、ブースデザインセミナーを行いました。
3月に食品系の展示会「FOODEX」が幕張メッセにて行われるのですが、その会場の中に中小企業基盤整備機構主催の海外販路開拓支援ブース(中小企業約40社が出展する合同ブース)があります。そこに出展される会社様へのセミナーですね。
昨日はその出展社説明会。
皆さんの出展がどうすれば成功するか、ブースのつくり方について、その考え方から会期中の立ち方・待ち方までお話してきました。
展示会のブースは、基本的には業種を問わずどの業界のブースでも共通する考え方がまずあります。例えば小間位置の分析とかキャッチの言葉をどのように考えるか、など。
その上で、展示会の特徴に応じたブースの設え方があるのですが、今回は食品系ですので、皆様には食品系の展示会で気を付けることについて特にお話してきました。食品系の展示会では文具などの展示会のようにシンプル、すっきり、といったブースでは来場者を集めることは難しいんですね。コツは「センスの良いにぎわい」感を出すこと。
ただ派手なだけだったり、にぎやかなだけではダメなんですね。
計算ずくのセンスの良いにぎわい感が大切です。
また、食品系展示会では「試食」が来場者の方との接点のメインになってきます。
ですので、その試食を配る方も「スタッフ」というより「ブースの一部」と考えるべきで、来場者の多い通路内において目立つようなユニフォーム・服装が重要になってきます。
できれば、ブースのイメージとユニフォームのデザインを揃えていると統一感の取れたブースイメージ(=商品・ブランドイメージ)を訴求させることができますね。
短い時間で多くのことをお話させていただきました。
あとは3月の会期の時に実際にアドバイスに伺えればと考えています。
みなさまの出展が成功しますように・・・。

Boothdesigned by SUPER PENGUIN INC.

www.superpenguin.jp

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。