結果を出す展示会ブースデザインの基本方針

展示会ブース検討の基本方針として「どのように自社ブースに来場者を集めるのか」。

「目立つようにしましょう」「インパクトを出しましょう」「派手にしましょう」

現在の展示会業界においての多くは、あまりにも漠然とした言葉が並べられており、曖昧な対策方針でしかないと当社では考えています。

SUPER PENGUINでは、年間約100件以上の展示会ブースをデザイン/設計しています。
これまで、どのようにブースを作れば集客がうまくいくのか、様々な方法を試してみました。
その多くが最先端技術に頼るようなものではなく、展示台を置く場所や、キャッチの言葉の考え方など、ごくシンプルな、ちょっとした項目ばかりです。

– 展示台をどの位置に置けば来場者が集まるのか。
– キャッチの言葉はどう作れば来場者は気が付いてくれるのか。
– 展示台の高さはどの高さがベストなのか。
– モニターを取り付ける際には、どの高さがちょうどいいのか。

日々、ブースを設計する中でこのような試行錯誤を繰り返してきました。

PENGUIN METHODでは、どのようにブースを作れば集客ができるブースになるのか、そのための具体的な考え方をお伝えしています。その内容のほとんどは、「ちょっとした工夫」ばかりです。「最新技術を用いてインパクトよく発信する」といったものではありません。
一見してなんでもないちょっとした工夫ばかりですが、どの項目も具体的な内容ばかり。それらは実際に当社が手掛けたブースの中で実際に試してみて、「正解」と感じたもの。その答えを実際の事例も交えながらお伝えしています。


CHAPTER 01. 展示会ブースの基本的な考え方

展示会ブースはどのような考え方の下に作るのか。その基本となる考え方を記載します。
その基本となる考え方は「徹底的な来場者目線」です。
来場者はどのように考え展示会場内を歩くのか、それを考えることが、集客に成功するブースを作るための第一歩です。

1. 展示ブースに人が集まらない5つの理由

展示会ブースに人が集まらない主な理由を5つに整理し、印象や立地、展示方法などから来場者の行動を分析。集客向上のために取り入れたい改善の視点を紹介します。 >>詳しくはこちら

2. 展示会出展に成功するとは?

展示会出展の成功とは、名刺をより多く獲得し、商品・サービスを来場者に知ってもらい、自社に良い印象と将来性を感じてもらうことを意味します。 >>詳しくはこちら

3. 展示会ブースに必要なものとは?

展示会ブースには集客力とデザイン性の2つの要素が重要であり、来場者の名刺獲得と自社への好印象につなげるための条件を解説しています。 >>詳しくはこちら

4. 展示会ブース検討の基本概念

出展者の専門知識、展示会特性、設営会社の専門知識が融合した時、最も効果的な展示会ブースが完成するという基本的な考え方を解説しています。 >>詳しくはこちら

5. ブースデザイン検討の前提条件

出展者の専門知識、展示会特性、設営会社の専門知識が融合した時、最も効果的な展示会ブースが完成するという基本的な考え方を解説しています。 >>詳しくはこちら

6. 理想的なブースとは?

理想的なブースは自然とお客様が集まり、見込み客を多く含むこと。単なる名刺獲得数ではなく、質を重視した集客力を持つデザインが重要だと解説しています。 >>詳しくはこちら

7. ブース検討の流れと5つのキーワード

ブース検討を進める基本的な流れを示し、さらに1分間説明や遠目と近目の使い分けなど5つのキーワードを通じて、来場者を引き付ける具体的な工夫を解説しています。>>詳しくはこちら


CHAPTER 02. 成功する展示会を創り上げる10の検討ポイント

展示会ブースを作るに当たって具体的な考え方を記載しています。全ての業種に共通する項目について、優先度の高いものを10項目集めてみました。

Point 01. 小間位置を分析する

会場内の小間位置によって来場者の流れが変わるため、ブース形状やデザインの工夫が必要です。位置ごとの特徴と注意点を整理しています。 >>詳しくはこちら

Point 02. キャッチの言葉の考え方

展示会ブースでは会社名よりも「何を扱っているか」を明示することが重要です。来場者が0.5秒で理解できるキャッチコピーの考え方と配置方法を解説します。 >>詳しくはこちら

Point 03. 通路際を活用する

来場者が初めて取りつく通路際を「ファーストコンタクトゾーン」と位置付け、興味を持つものを配置し滞留時間を延ばすことで集客効果を高める方法を解説しています。 >>詳しくはこちら

Point 04. 照明を効果的に使う

展示会ブースでの照明は重要な要素。来場者が見る方向から光を当て、逆光や影を避ける工夫について解説しています。 >>詳しくはこちら

Point 05. 陳列を検討するポイント

商品を展示・陳列する際に重要な「伝えること」と「魅力をつくること」のバランス、そして余白の活用方法について解説しています。 >>詳しくはこちら

Point 06. 収納の考え方

倉庫だけが収納ではなく、展示台下やオープン収納など用途に応じた収納形態を検討する重要性を解説します。 >>詳しくはこちら

Point 07. 商談席の考え方

商談席はあった方がよいが、小間サイズによっては別形態も検討が必要な理由を解説します。 >>詳しくはこちら

Point 08. ブースイメージの決定方針

ブースイメージは好みではなく、来場者目線・バイヤー目線・会場全体の状況を踏まえて決定する重要性を解説します。 >>詳しくはこちら

Point 09. パネルデザインと配布物

パネルは数秒で理解できる内容に絞る必要があり、配布資料や説明用パネルを併用することが効果的です。壁面パネルとチラシのデザインは考え方が異なる点を解説しています。 >>詳しくはこちら

Point 10. スタッフ配置戦略

通路側で“構えて待つ”のではなく、動的待機とさくら役で来場者が取り付きやすい雰囲気をつくる配置・ふるまいの指針。 >>詳しくはこちら


Appendix

1. 業種ごとに抑えるべき展示ブースのポイント

展示会ブースは業種によって求められる要素が異なります。文具・雑貨、化粧品、機械・産業、食品、学会の各ブース特性と注意点を整理しています。 >>詳しくはこちら

2. 人の集まりに波があるときの対処法とは

展示会では来場者の流入に“波”がある。その理由と、波を失わず良い状態を保つための「さくら役」やスタッフの待ち方の工夫について解説します。 >>詳しくはこちら

3. 展示会ブース出展における最小限のチェックリスト

ブースづくりで最低限押さえる9項目を、チェックしながら確認できるリスト。番号は枠なしで表示します。>>詳しくはこちら


集客できるブースの基本原則をオンラインで学ぶ『PENGUIN CHANNEL』

展示会ブースに関する基本的なことを知りたい方向けのオンラインコンテンツです。展示会のブースはどう作ればいいのか。いつから準備をすればいいのか、といった基本的なところから、どのようにブースを作れば、来場者が集客できるのか、その具体的なブースのつくり方、レイアウトの手法等、ブースデザインの考え方までオンラインで詳しく学べます。