商談席はあった方がよし。しかし小間サイズにより別形態も検討要
小さな小間サイズでは、商談席を置くと大きな面積を取られる
座って話すことが唯一の商談コーナーのあり方ではない
展示会出展社の方に「商談席は要りますか?」と聞かれるととりあえず「必要ですね」と答えます。しかしながら実際には商談席の有無については慎重な判断が必要です。大きな小間サイズなら問題はないのですが、例えば1小間や2小間サイズのブースの場合、商談席を置けばブースの大きな面積がそれで占められてしまい。大事な商品を置くスペースが削られるのと同時に、「商談をしていない時間」は完全に機能していない無駄なスペースになってしまいます。1小間・2小間サイズの小さなブースの場合、商談コーナーの設置は慎重に決めましょう。
例えば、商談席がなくても、ちょっとしたカウンターがあればお客様と話や資料を広げることは可能になります。多くのブースを回りたいと考えている来場者はなかなか座っていただけないものです。しかもちょっとした「立ち話」の場所であれば気軽に応じてくれます。「段階的商談席方式」と当社では言っていますが、いきなり座ってもらうより前に展示会の前(商品の前)から、ちょっとしたカウンターに移動というワンクッションを入れるという方法も有効です。
また商談席は一般の会議机の高さ(H700mm)と高めのハイテーブル(H1000mm)など、さまざまなものがありますので展示会内容や状況に合わせて検討が必要です。


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