照明は何より重要。来場者が見る側から当てているか
・会場の天井照明に期待してはいけない
・商品が逆光になったり影になっていないか
展示会ブースにおいて、照明はとても重要なポイントです。海外では、落ち着いた照明にした方がよい国もありますが、日本の展示会ではブース全体が明るい方が基本的に有利です。照明を考える際のポイントは、以下の2点。
- 照明の色と強さ
- 照明を照らす方向
色は専門用語では「色温度」と表現しますが、一般の出展者の方は、「白いか」「黄色い」かで十分です。そして「強い光」か「弱い光」か、それ程度を理解していればよいでしょう。ブース内を全体的に明るくするためには、「白くて強い光」であることが大切です。もちろん、雰囲気重視の時もありますので、実際の計画は臨機応変に。次に大切なことは「光を当てる方向」です。まず、基本的なことですが、商品に光を当てる際には「来場者が見る方向から光を当てましょう」というもの。せっかくの商品が影で暗くなっては、印象が悪くなってしまいます。
また、もっとも大事なことは、「ブース内を明るくするには、床ではなく壁を明るくする」というものです。現在ほとんどの設営会社様は、壁の上部に照明を付けて「真下」を照らします。それでは、壁面の上部しか明るくならないのです。壁面より少し離れた位置から壁全体に向かって光をあてる。空間を明るくするには「壁」を明るくする。これがブース内を明るくするコツです。

PENGUIN METHOD ~結果を出す集客手法~
- 1-1 展示ブースに人が集まらない5つの理由
- 1-2 展示会出展に成功するとは?
- 1-3 展示会ブースに必要なものとは?
- 1-4 展示会ブース検討の基本概念
- 1-5 ブースデザイン検討の前提条件
- 1-6 理想的なブースとは?
- 1-7 ブース検討の流れと5つのキーワード
- Point 01. 小間位置を分析する
- Point 02. キャッチの言葉の考え方
- Point 03. 通路際を活用する
- Point 04. 照明を効果的に使う
- Point 05. 陳列を検討するポイント
- Point 06. 収納の考え方
- Point 07. 商談席の考え方
- Point 08. ブースイメージの決定方針
- Point 09. パネルデザインと配布物
- Point 10. スタッフ配置戦略
- 人の集まりに波があるときの対処法とは
- 展示会ブース出展における最小限のチェックリスト
- 業種ごとに抑えるべき展示ブースのポイント
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展示会ブースに関する基本的なことを知りたい方向けのオンラインコンテンツです。展示会のブースはどう作ればいいのか。いつから準備をすればいいのか、といった基本的なところから、どのようにブースを作れば、来場者が集客できるのか、その具体的なブースのつくり方、レイアウトの手法等、ブースデザインの考え方までオンラインで詳しく学べます。


