3通りのブースイメージ決定方法。あくまで来場者目線でイメージする
ブースの全体イメージをどのようにするか。一見デザインセンスや好みで判断してしまう項目ですが、これも慎重な検討が必要です。通常、ブースの色やイメージは出展社の「会社イメージ」や「ブランドイメージ」で決めることが多いかと思います。しかし、当社ではそれ以外に状況に応じて2つの方法も同時に検討します。
1つは「ターゲットとなるバイヤー」のイメージに合わせること。「この商品を入れたい店舗イメージにする」というものです。これによってバイヤーさんは自分の店舗に置いた時の状況を思い浮かべやすくなります。もう一つは、「会場内の他のブースイメージを知って敢えて差別化する」方法です。周囲がみんな白いブースで来ることが分かっていれば敢えて「黒」や赤・黄色などのカラフルにする、という方法です。どの方法を取るかは出展社の商品内容や社内の状況にも拠ってきます。

ブースの色をどうするか|メインカラー決めて分かりやすく
食品系の展示会ブースの場合、いろいろな色が混ざってごちゃごちゃとした印象になる傾向があります。その中で見た目の印象として差別化するためには、特定の色をメインカラーに決めて「○○色のブース」という印象を来場者に与えると効果的です。
ブースカラーの決め方

コーポレートイメージ
会社のブランドカラーに合わせるもっとも基本的な方法です。ホームページやパンフレット等配布物の色に合わせると来場者に会社イメージの訴求がしやすくなります。

商品イメージ
ブランドのイメージでブースを構成する方法の他に、特にフォーカスしたい商品がある場合、その商品の要素をブースに反映する、という方法もあります。

店舗イメージ
ターゲットとしている店舗がある場合、その店舗イメージに近づけるとバイヤーの方がブースを訪れた際に、商品を実際の店舗に置いた姿をイメージしやすくなります。

周辺ブースとの差別化
不利な小間位置の場合や周辺のブースの傾向があらかじめ分かっている場合には、敢えてその周辺から差別化した色を選ぶようにします。

