ブースデザイン検討の前提条件

ブースデザインの基本は、「徹底的な来場者目線」

ブースデザインを考える時、その前提とするべき事項があります。それは「来場者の気持ち」です。会場の中を来場者の方が見て回る時、どのように考え、どのように行動するのでしょう。そのことがブースデザインを考えていく上では重要な指標となるのです。

01|来場者は「つかまりたくない」と考えているを前提に

来場者はより多くのブースを回りたいと思っているもの
来場者は簡単にはブースの中には入ってくれない

ブースをデザインする上での前提条件のひとつに「来場者はつかまりたくないと思っている」と考えるべきだと当社では考えています。来場者は限られた時間でより多くのブースを回りたいと思っているはずです。興味のないブースで長くつかまりたくはないと考えるべきで、自分たちがショッピングをする時の気持ちを思い返しましょう。「店員につかまりたくないな・・・」そんな時がきっとあるはずです。ではそんな前提でブースデザインはどうあるべきなのでしょう。

02|来場者がブースの前を通るのは「数秒」。見るのは「一瞬」

ブースの前を通り過ぎるのは何秒かかるか。その「数秒」が大切
ブースに向いてくれた「瞬間」。それがもっとも重要な「気にかけてもらう瞬間」となる

来場者の方がブースの前を歩く時、その秒数はどのくらいでしょう?大きな小間なら10秒以上はあるかもしれません。でも1小間ならどうでしょう・・・おそらくほんの数秒のはずです。ましてや、通路の両脇にブースがあった場合、反対側のブースを来場者が見ていたら我々のブースに気づいてくれないかもしれません。この数秒。そして、こちらのブースを見てくれた「一瞬」。そのわずかな間に、自分たちの商品・サービスに興味を持ってもらうこと。これがブースを考えていく上でとても大事な要素となります。ブースを見た瞬間に、「あ。何だか見てみたいな」と思わせること。これが成功するブースの一条件です。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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