EXHIBITION|IFFT/Interior Lifestyle Living/インテリアライフスタイルリビング

SITE|TOKYO BIG SIGHT

SIZE|6.0m×3.0m

インテリアライフスタイル展は年に2回開催されています。その中でも、11月に行われているインテリアライフスタイル展の方は、家具色の強い展示会になります。それは、この展示会が元々「国際家具見本市」として開催されており、その後インテリアライフスタイル展と合併すること現在の形になったことが理由です。

そのため、11月に開催されるインテリアライフスタイル展は、家具を出展される出展者が多く、インテリア雑貨や小物類を出展される出展者が少ない、という傾向と言えます。

では、この展示会にインテリア雑貨や小物類を出展することが良くないかと言えばそうではありません。出展している人が少ない、ということは競争相手が少ない、ということであり、より多くの来場者が立ち寄ってくださる可能性がある、という点ではむしろチャンスと言えます。

また、家具が多い展示会ですので、自社商品が小物、雑貨類の場合、その商品を家具の売場に置いてもらいたい、と考える場合、家具関係の企業が多く訪れるこの展示会はまさに理想的、と言えるでしょう。

さて、今回のこのブースはフレグランスを扱う出展者様になります。

雑貨を扱う展示会の中でも、家具を多く扱い、インテリア空間としての印象がとく上質感を感じることができるこの「インテリアライフスタイルリビング」を選ばれました。
展示会ブースの主な仕上材は木工の場合「表具」又は「経師」と言われる壁紙になりますが、ブースに高級感を与えるために仕上げ材として「メラミン化粧板」を使用。金額は高くなりますが、光沢感が出てくるため来場者に高級感を感じさせることができます。

ブース全体のレイアウトは、当社が日頃セミナーでお伝えしている通り、メインの展示台を通路際に設けるようレイアウトを整えています。自社ブースへの集客を考えた時、通路際に展示台を置くことは集客上とても重要なことになります。よく展示会場を歩き回って他社のブースを見ていると、展示台を通路際ではなく、ブースの奥に置いてしまっているブースがありますが、これでは集客が出来なくなります。なぜなら、多くの来場者は、より多くのブースを回りたい、と考え各ブースで「つかまること」をかなり気にしています。そのため、いきなりブースの奥まで入って来ることはなかなかないのです。特に、出展者が自社ブースの前に立って待ち構えていたなら尚更で、「近寄ったらつかまってしまう」という強い印象を与えるような待ち方をしていると、来場者は寄ってこなくなるのです。

ですので、展示台の位置は「通路際」、それも「通路から手を伸ばせる範囲」に置くことが集客上重要となります。
そして、その通路際の展示台に商品を置き、その部分を照明で明るく照らすために、丈夫に梁(展示会ではパラペットと言います)を設けて照明器具を取り付けます。

また、このブースはキャッチの位置と言葉にもポイントがあります。
当社の展示会ブース集客セミナーでは、キャッチの言葉の選び方と掲示する位置についてもお伝えしていますが、今回のこの小間形状の場合でも、「両サイドの壁面、通路際の部分で頭より上」という原則は変わりません。
通路の遠くからブースを見た場合、両サイドの壁面の通路際の部分がもっとも見える場所なのです。
また、頭より上、という意図はブースが人混みで一杯になった場合でも、人だかりの上にそのブースの特徴が見えるように、との配慮となります。

今回は、「日本初上陸」という文字を入れました。このように「初出展」「初上陸」といったトピックがある場合には、なるべく大きく分かりやすく入れることが重要です。来場者は常に「新しい商品」を探しているもの。遠慮なく大きく入れましょう。複数個所に書いてもよいと思います。

 

展示台の正面にはタブレットを設置しました。これはイメージ動画を来場者に見せる、というだけでなく、商品説明を行う際に、スタッフが手に取りやすい、ということも考えてタブレットとしています。数として4台は多いのですが、これは「伝える」という機能だけでなく、ブース全体の見え方として4台並んでいた方が印象がよいから、との考えによります。

よく出展者の方にありがちなのは、「伝える」という機能ばかりに意識がいってしまい、「4台も置いて何の意味が?」と思われる方も多くいらっしゃるかと思います。その際に大事な考え方は、人間は第一印象が大事、と言う言葉と同じで、ブースも見え方の第一印象が大事、ということです。ブランディング戦略において「機能的価値」と同じくらい重要視される言葉として「情緒的価値」という言葉がありますが、展示会ブースにも「機能的価値」だけでなく「情緒的価値」を同時に考える必要性があるのです。

 

 

 

 

著者プロフィール

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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