EXHIBITION|ジャパンホーム&ビルディングショー 2023/Japan Home & Building Show 2023
HALL|東京ビックサイト
DATE|2023.11.15-17
SIZE|9m×3m×3.3m(3小間)
CLIENT|シューコー・ジャパン株式会社 様

 

シューコー・ジャパン株式会社は、ドイツに本社を構える窓・ドア・ファサードなどのサッシメーカー。
ホテルでの展示をお手伝いしたことがあり、今回の展示会出展をご依頼いただきました。
実物のサッシを展示して、来場者に開け閉めなどの快適性も確認いただくという内容でした。


左右に2種の実物のサッシを展示。小間位置は角なので開放感がありました。床面の濃いグレー部分が展示ブース。

日本で通常使われているよりも高さのあるサッシを見せるためにブース正面の高さを3.3mに。ただし、高さを出す場合は隣接しているブースと1m離す必要があるので、右側からサッシの背面へ抜ける通路を設けました。

会場の使用規定で、ブース背面は隣接しているブースに合わせて梁を低くしています。
ガラス入りのサッシは重量があります。正確に垂直に立てて安定させる必要があり、サッシの展示位置は会場の条件に合わせて調整、施工にも技術を要しました。

ブースの外周の壁面は黒をベースに、会社を紹介するパネルを展示。

サッシの外に風景が見えているようにデザイン。サッシは開け閉めを体験できます。

通路際にモニターを設置して、会社案内の動画を放映。

ブースの奥にもモニター。
「初めての展示会出展でしたが、3mの窓が非常にアイキャッチになり、ほぼひっきりなしにお客様がブースにいる状態でした。ブースへの立ち寄りがない場合でも、窓を眺めながら『すごい』と話しながら通り過ぎられる方も非常に多く、興味喚起は非常に高かったと感じています。接客していても、まず会社名をご存じではなく、ドイツ語表記の社名の発音がわからない方もまだまだ多くいらっしゃる中で、シューコーという会社を認知していただく良い機会となりました」という感想をいただいています。
本社から来日していた社員様からも高い評価をいただいたとのことです。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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