EXHIBITION|東京インターナショナル・ギフト・ショー春2023 TOKYO International Gift Show 2023 Spring
HALL|東京ビックサイト
DATE|2023.02.15-17
SIZE|15m×6m×2.7m(10小間)
CLIENT|愛知県陶磁器工業協同組合 様

 

愛知県陶磁器工業協同組合に参加している13企業の共同ブースです。
昨年秋(2022年9月)のギフト・ショーに参加されていて、スーパーペンギンが手掛けた石川県の共同ブースを見学。スーパーペンギンの考え方をご案内したところ、ご担当者から熱烈なオファーをいただきました。

参加企業には、スーパーペンギンのセミナーで基本的な考え方を知っていただいたあと、個別に相談会を開催し、各社の特徴や紹介したい商品などの聞き取りを行って準備します。

10小間のスペースに13の展示台を置き、ブース手前にはアクリルケースに陶土を入れて、陶土の種類を紹介。正面奥に1面だけ壁面を立てた開放的なブースとしました。床のパンチカーペットも会場と同じ色にしてあるので、開放的なブースには来場者が自然に流入します。雰囲気をかもし出すための壁面には、瀬戸焼の広報を担う瀬戸焼振興協会を紹介。縦書きが伝統を感じさせます。展示台の側面には01から13までナンバリングして、社名・欧文社名・HPのURLを表示。
共同ブースでは、各社の扱いを均等にします。展示台上には、今回紹介したいメイン商品、引き出しにはその他の商品、足元には、かつて陶器の製造で使われていた木箱を置いて陶器市のような雰囲気を創りました。

展示方法は各社からの聞き取りをもとに提案。こちらは展示台上に段差を設けたパターンです。


各社の特徴を出すことに留意しています。13社の並びもバランスを重視。

壁面はおしゃれな印象に。手前の台には陶器製造時の道具などを展示しています。


正面入口あたりには出展社の位置がわかるナビゲーションカード(写真右)を置き、自由に持っていけるようにしました。ナビゲーションカードはスーパーペンギンがデザイン製作。おしゃれなカードがブースの印象を良くします。表裏が見えるように2山で設置。

展示台下の木箱に、製造途中の素焼きを並べた企業も。
正面の陶土を並べた展示台の内側はベンチに。出展者も来場者も休憩に使えるだけでなく、人が座っていることでブース内に入りやすい雰囲気になります。ご担当者様からは「上質なブースになった。来場者からの質問も多く、結果が過去の展示会に比べて圧倒的に良かった」という感想をいただきました。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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