EXHIBITION|ジャパンホームショー & ビルディングショー2024 Japan Home Show & Building Show 2024
HALL|東京ビックサイト
DATE|2024.11.20-22
SIZE|25m×6m×2.7m(16.7小間)
CLIENT|株式会社商店建築社 様

展示会ブース概要|ジャパンホームショー & ビルディングショー2024

「ジャパンホームショー & ビルディングショー」は、住宅、商業施設、まちづくりといった建築に関する幅広い製品・技術・サービスが集まる日本最大級の展示会です。展示会の主催事務局から、企画エリア「FOCUS POSITION」を人が集まりやすい場所にしたいというご相談があり、スタートしました。
企画エリアは会場のいちばん奥に位置します。ここに人が集まると会場内を来場者が流れ、展示会全体が活性化するためです。
SUPER PENGUINが他の展示会場でも手がけている株式会社商店建築社の休憩ラウンジを兼ねたブースとして監修しました。

濃いグレーのパンチカーペットと白を基調とした空間にPENGUIN UNIT miniと引き出し付き展示台を配置し、マテリアル展示エリアへ来場者を誘導している様子床には濃いグレーのパンチカーペットを敷き白を基調にデザインしました。左半分は、エリアのテーマになっている「空間+1.0」に沿ったさまざまなマテリアルを展示するエリアです。
手前に、フレーム・照明・展示台がセットになったPENGUIN UNIT miniを4台。角度を変えて並べることで整然とした中に動きが生まれます。その後ろには、引き出し付きの展示台を長く並べて配置。引き出しにも覗いてみたいという思いを刺激する効果があり、来場者を引き寄せます。

4台のPENGUIN UNIT miniに4社のインテリア素材を展示し、右側にはQRコード付きデザインチェアを並べたセミナーエリアを設けたブース全景PENGUIN UNIT mini4台に、商店建築社とご縁がある4社のインテリア素材等を展示。
右側はセミナーエリアとして商店建築社の協力企業からデザインチェアを提供いただいて、来場者が自由に座れるようにしています。椅子にはQRコードを付けてあり、座り心地が気に入った人が後日、購入できる仕組みです。時間帯によってトークセッションも開催しました。
さまざまなデザインチェアを置いたセミナーエリアは商店建築社のブースでこのところ定番となっている出展手法です。

横長の展示台に8社のインテリア関連商品を並べ、卓上ライトやデザイン網戸などを紹介しつつ、背面の壁面グラフィックで雑誌『商店建築』をPRしている様子横長の展示台には計8社。SUPER PENGUINとご縁のあるインテリア関連企業の商品を紹介しました。卓上ライト、デザイン網戸などで、スタッフが来場できる企業もあれば無人展示とした企業もありました。
壁面グラフィックは雑誌『商店建築』から画像を流用、媒体のPRとしています。

多様なデザインチェアが並ぶセミナーエリアで、正面モニターでは対談やセミナー映像を映し出し、両サイドの壁にデザイナー作品を展示している様子提供されている多種多様な椅子。実際に座って、座り心地の良さを体感できます。
モニターを設置してあり、商店建築編集長ほか、デザイナーなどを招待してセミナーや対談を開催。
モニターの両サイドには、商店建築社と縁のあるデザイナーの作品を展示しました。

引き出し付き展示台に8社分のマテリアルやパネルをディスプレイし、来場できない震災被災地の企業も含めSUPER PENGUINが一括で演出した展示の様子引き出し付き展示台8社のディスプレイはすべてSUPER PENGUINで行いました。
能登の企業など震災の影響等で来場できない企業にもお声がけしたためです。名刺・写真・説明文を組み合わせた卓上平置きパネルを8社分並べ、スリット部分に来場者の名刺を差し込める箱型構造としたリード獲得の仕掛け

名刺・写真・説明文をセットにした卓上平置きパネルを8社分作成。スリット部分に来場者の名刺を入れていただくようにパネルの下は箱になっています。

セミナーや休憩の時間に来場者がデザインチェアに腰掛け、座り心地を試しながらステージ前でトークセッションに耳を傾けている様子

セミナーを聞きながら、あるいは休憩時に、座り心地を試してもらえます。

基本は無人運営としつつも、一部の時間帯には出展企業スタッフが展示エリアに立ち、来場者に製品説明や案内を行っている様子基本は無人展示ですが、スタッフが来場して、来場者に対応している会社も。商店建築編集長がファシリテーターを務め、マイクを持った登壇者とともにトークセッションを行っているセミナー風景セミナー開催中。ファシリテーターを務める編集長(右)と、マイクを持って話をしている登壇者。企画エリア「FOCUS POSITION」に多くの来場者が立ち寄り、マテリアル展示やセミナーエリアを行き来しながらにぎわいが生まれている様子たくさんの来場者に立ち寄っていただきました。PENGUIN UNIT miniと壁面を明るく照明し、通路から自由に出入りできる開放的な動線で、来場者が気軽に歩き回れるブース全体の雰囲気を捉えたカットPENGUIN UNIT miniと壁面を明るく照明。自由に歩き回れる雰囲気の開放的なブースとなっています。

ジャパンホームショー & ビルディングショー2024 会場情報・小間位置・スタッフ体制

◆会場について

東京ビッグサイト東2ホールに設置されたで開催された企画エリア「FOCUS POSITION」の監修を担当しました。ジャパンホームショー & ビルディングショーは大規模展示会の一つで大勢が訪れます。

◆小間位置について

「FOCUS POSITION」は会場のいちばん奥。展示会主催者による企画エリアで、来場者の休憩場所を兼ねることもあり、25m×6m×2.7m(16.7小間)と大きなスペース。ブースは全体的にシンプルに開放感があるように。白を基調に部分的に木目を用い、主張しすぎることなく、よい印象を持っていただくようなデザインとしています。

◆スタッフについて

マテリアル展示は、基本接客スタッフがいない無人展示としました。そのため、名刺・写真・説明文をセットにした卓上平置きパネルをそれぞれに設置。名刺を集める仕掛けとしました。

◆その他

マテリアル展示にも、トークセッションにも、適度に人が集まっていました。
トークセッション開催中は、デザインチェアに座ってみやすくなるようです。一つ座ってみると、他の椅子の座り心地も試したくなるもの。商店建築社のブースにデザインチェアも認知度が上がってきています。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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