EXHIBITION|JAPAN SHOP 2025 TOKYO 店舗総合見本市
HALL|東京ビックサイト
DATE|2025.03.04-07
SIZE|13.8m×5.5m×2.7m(≒8小間)
CLIENT|株式会社商店建築社 様
来場者がひと息ついて役立つ話が聞ける場に
株式会社商店建築社は、日本の店舗デザインやインテリアデザインを国内外に発信する出版社です。1956年創刊の専門誌『商店建築』を中心に、住宅向けライフスタイル誌『I’m home.』なども発行しています。
JAPAN SHOPでは、毎回、来場者が休憩したり、セミナーを気軽に聞ける「商店建築ラウンジ」として設営。
スタイリッシュで情報豊富な雑誌の中に入り込むようなコンセプトを踏襲しています。
今回は会場の奥に位置し、来場者が会場全体を循環する役割も担っています。

会場奥の壁際にひときわ明るく
小間位置は、会場の奥の壁側で天井がやや低くなっているスペースに、横長の変形で約8小間でした。商店建築と付き合いのあるインテリア系企業からさまざまなデザインの椅子が提供されていて、座り心地を確かめられるラウンジとなっています。
従来は木工で壁面・柱を製作し照明を当てていましたが、今回は照明機能が内部に入ったパーテーション「オクタルミナ (OCTAlumina)」シリーズを採用。ブース左右の「商店建築LOUNGE」のテキストが入った衝立、壁面に「オクタルミナ」を使用することで、照明器具なしでブース全体を明るくしました。

ファブリック素材をLED照明で内部から照らす
「オクタルミナ」は、四辺にLED照明が仕込まれていて、テキストを表示している部分のファブリック(布)素材を内側から照らすようになっています。
グラフィックやテキストはSUPER PENGUINオリジナル。「オクタルミナ」の定型パーツサイズに合わせてデザインし、会場で組み立てます。
商店建築提供の店舗デザイン写真もおしゃれで、ブース全体が目立っていました。
天井が低いことも壁面の明るさを強調することになりました。

ブースの柱を活用して立体的に構成
8小間の中央奥側には会場の太い柱があるため、これを利用してスペースを立体的に構成。
左側はラウンジ兼セミナーのコーナーで、壁側に大きなモニターやスピーカーを設置しています。座り心地のいいラウンジチェアをランダムに並べました。
柱に沿って台を巡らし、こだわりのコーヒー店によるコーヒーサービスコーナーも配置しました。
柱の右奥はストックヤードとして活用。
こちらの壁面も「オクタルミナ」におしゃれな店舗写真で展開。手前には横長のテーブルに高脚の椅子を配置し、多数の資料を置いて自由に閲覧できるようにしています。
こちらの椅子も提供されているものです。

壁面の写真はモノトーンをベースに統一感を演出
ロングテーブルには、商店建築社が作成している雑誌やパンフレットを多数展示。
壁面写真はモノトーンをベースに差し色を木目調の一色にすることで統一感を持たせました。
一方、提供されているデザインチェアは形状も色もさまざまで、来場者の目を楽しませています。

グラフィックデザインの重要性
照明機能が内部に入ったパーテーション「オクタルミナ (OCTAlumina)」のグラフィックデザインなどが洗練されていると、ブースの印象もよくなります。
講演・セミナーのスケジュールを表示したサインスタンドは会場のリース品。
会場で商談セットなどもリース品が用意されています。

セミナーに登壇
講演中のSUPER PENGUIN竹村。商店建築ブースでは、毎回、「集客ができるブースの作り方」をテーマに講演しています。
この時は次の項目について話しました。
1.小間位置を検討して対処する
2.通路際に展示台を設置する(レイアウトの考え方)
3.キャッチコピー考案・掲示のコツ
4.製品陳列のポイント
5.会期中の立ち方・待ち方
奥行きが5.5mと狭めだったため、通路に立って話を聞く人もいました。

◆会場について
東京ビッグサイトの東ホール。店舗デザイン、ディスプレイ、サイン、什器、空間演出機器などが集まる商空間の総合展示会として定着しています。
◆小間位置について
東4ホール奥、5ホール寄りに約8小間で出展。壁際で、天井が1段下がっていることも、柱があることもブースデザインに活用しています。
◆スタッフについて
いつもどおり、こだわりコーヒーの無料サービスもありました。
セミナーはすべて無料、4日間の会期で合計7企画が開催されていたほか、来場者にラウンジとして自由にくつろいでいただきました。
◆その他
SUPER PENGUIN竹村のセミナーは、JAPAN SHOPの出展者にとって役立つことを重視して内容を組んでいます。
本記事の監修者について

- SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
- 兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)
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