EXHIBITION|JAPAN SHOP Osaka 2025 JAPAN SHOP 大阪 2025
HALL|インテックス大阪
DATE|2025.07.10-11
SIZE|12m×3m×2.7m(4小間)
CLIENT|SUPER PENGUIN株式会社×大洋工芸 様
SUPER PENGUIN株式会社×大洋工芸で出展
SUPER PENGUIN株式会社×大洋工芸で、JAPAN SHOP 大阪への出展は3回目。
大阪でのJAPAN SHOPに初回開催から参加しています。
テーマは、商業施設での展示方法の提案です。ポップアップの方法などを提案するために、展示商品は取引のある会社から提供いただきました。
SUPER PENGUIN代表の竹村は「展示会の考え方は、現在の商業施設になんらかの『進化のきっかけ』を与えられるのではないか」と考えています。

大洋工芸のPENGUIN UNITを活用
PENGUIN UNIT MINI(1050mm×1050mm×2400mm)3台と大きなサイズの新作1台を出品。新作のサイズは2050mm×1050mm、高さはMINIと同じ2400mmです。
UNITには照明がついているので、4小間を梁なしのオープンスペースにしました。
背景の壁面は両サイドを台形の柱にしてやや斜めにしています。

左にSUPER PENGUIN、右に大洋工芸
写真(下記)左右に伸びる通路が会場のメイン通路。こちらの角の展示台がSUPER PENGUIN、ブース正面から見て右角に大洋工芸の展示台を配置しました。
台形の柱の通路側にはPENGUINワイヤーでPENGUIN A4判カードを設置。
テキストで「展示会ノウハウを活かした新しい『POP-UP』の形」とテーマを提示しています。
台形の柱は、空間にデザイン性が加わるとともに、壁面としても安定します。

床も白で統一して存在感を示す
左右の展示台にもPENGUINワイヤーで、PENGUIN A4判カードを配置。
PENGUIN UNIT、壁面、床も白で統一して、会場内で目立ったブースにしています。
キャスター付きカウンター(通称PENGUINコロコロ)の両サイドと背景の一部に木目調の茶色を配してアクセントとしました。

マスコットキャラクターのペンギンがお出迎え
左右の展示台の壁面に「SUPER PENGUIN × TAIYO KOGEI」のテキストを表示。
SUPER PENGUINの展示台上には、マスコットのペンギンを置きました。

展示会の陳列と実際の商店の展示は異なる
「展示会、特に店舗バイヤーが訪れるJAPAN SHOPやギフトショーにおいては、商品陳列の考え方は、実際の店舗とは異なる、と日頃感じています。
展示会場はモノを買う場ではなく、自社の店舗で扱ってもよいかを「見極める」場だからです。(竹村)」。
数を大量に置くのではなく、1点1点を丁寧に、どんなものなのか、を理解してもらえるように、そして、少しでも印象が良いように置き、「言葉」を大切にします。
箸の業者さんの展示例として。
雛壇、白板、キャプションを使って、パッケージ、使用イメージでポップアップ。

1点1点に目を留めてもらえる丁寧な展示を
「展示会では、言葉をしっかりと選んで陳列しないと、バイヤーは立ち止まってくれません。その陳列方法が日常なのですが、一般の店舗も同じだと思うのです。」
それぞれの価値がしっかりと伝わるように、遠くから寄ってきていただくように陳列します。
和紙の小物はPENGUIN UNITの半分を使って展示。L字型DISPLAY STANDを仕切りとして、背面にも別の商品を展示しています。

素材も形も異なるさまざまな酒器を整然と展示
「商品を、印象よく陳列することも重要。そのために大切になってくるのが、『キャプションを設置する』という概念」です。
写真(下記)は、ガラス製品、木製品、漆など、器を扱う複数社の酒器。
パネルにキャプションをデザインし、その上に商品を配置しました。
和文・英文をバランスよく書いて、それをコピー機で出力して、その上に商品を置くだけという手法です。

壁面にはテーマの解説
「商業施設での展示方法の提案」をテーマに実例として商品を展示し、壁面ではその考え方を解説しています。
SUPER PENGUINのブースデザイン実績、インタビュー動画なども紹介しました。

PENGUIN UNITにタペストリーで「言葉」を表示
PENGUIN UNITにはタペストリーを吊るして背景とし、その上部に「何を扱っているのだろうか」と来場者の興味をひく言葉を記載。
今回は、通常SUPER PENGUINがギフトショーなどで行う商品陳列方法をそのまま再現してみました。

商談中のSUPER PENGUIN竹村
商談中のSUPER PENGUIN竹村。
大洋工芸はPENGUIN UNITに関する問い合わせも多数あったとのこと。成功でした。

◆会場について
インテックス大阪で開催されるJAPAN SHOPも今回で3回目でした。今年は、建築建材展も初開催となったこともあり、来場者数は昨年比約1.8倍となったそうです。
◆小間位置について
背後にも他社ブースがある2面開放。JAPAN SHOP 大阪の会場のほぼ中央に位置していました。
◆スタッフについて
SUPER PENGUIN代表の竹村が2日間対応しました。
◆その他
「モノが溢れる昨今。店舗ではなくネットで実際には購入する、というショールーミングの方向性に進んでいます。これらのことから、このような展示方法はますます重要になってくるのではないかと感じています。
おそらく、VMDという概念もその定義も変わってくるのではないか、と。
そんな流れの中、展示会の手法というのは大きな可能性をもっているのではないかと思うのです。」
(文:田宮谷)
本記事の監修者について

- SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
- 兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)
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