EXHIBITION|High Seculity Printing ASIA2019 High Seculity Printing ASIA2019
HALL|インターコンチネンタルホテル
SIZE|5.0 m×2.0 m×2.1 m(1小間)
CLIENT|凸版印刷株式会社 様
「High Security Printing ASIA」は、2002年に始まった、アジア地域におけるパスポート・IDカード技術や紙幣などのセキュリティ商材に特化した国際会議です。例年、各国の政府省庁や、中央銀行、国立の印刷局、セキュリティ印刷を手がけている印刷会社、システムインテグレーターなど、さまざまな組織の代表が集まり、2019年初めて日本で開催されました。
今回、凸版印刷さまはパスポート印刷をはじめとした高い偽造防止技術や、真贋判定を可能とする特殊インキ材料を使用したセキュリティ性の高い印刷技術などを紹介するブース出展と、「Enhancing Security Features for Identity Documents」・「’Floating & Moving’ – New OVD Security Features」をテーマに最新のIDセキュリティ技術や光学技術について講演を行いました。開催場所は、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル・パシフィコ横浜でした。
国際会議に使用されることが多い会議棟で、ホテルと連結しているので、雨にぬれずにスムーズに移動が出来ます。海外からお越しになった来場者さまには、便利な会場です。
小間サイズが幅5m×奥行2m×高さ2.1mとイレギュラーな小間サイズでした。通常、展示会では、高さ2.7mが一般的な高さですが、コンパクトなサイズ感でした。
ブース位置は、一番奥のスペースでしたので、ロゴマークを大きく記載しました。世界でこのロゴを見れば誰でも認識出来るロゴでしたので、大きく記載しました。
存在感の印象を与える照明の効果
今回ブースの高さが2.1mでしたので、通常使用しているLED投光器60Wではなく、30Wを使用しました。また手前展示ケースには、LEDスティックライトとスポットを併用して使用しました。
セキュリティ性の高い印刷技術
製品の特長をきっちりと伝えるために、展示ケースの中の照明の角度の調整がとても難しかったです。紙幣やIDカードのホログラムの反射の微調整を細かく行いました。また、背面より出し入れが出来るようにしました。紙幣の盗難防止も考慮し鍵付きの什器にしました。紙幣やセキュリティカード、パスポートなどの印刷技術、ホログラムや特殊印刷など、見ていてとても興味深かったです。
カード印刷機を展示しました。カードが発行されるまでの一連をご紹介できるスペースをつくりました。壁面には、機器の特長を展示する機器と合うように出力しました。
オーガンジーのタペストリー
半クローズの商談セットには、通路側にオーガンジーのタペストリーを製作しました。
オーガンジーの生地は、圧迫感がなく、中で商談をされていても周りが見ることができ、外からでも人の気配が感じられるとても使い勝手が良い生地です。また、ロゴをポイントでいれることによって、よりブースがかっこよくなりました。
LED30Wの照明をうまく壁面にあてることによって、より明るくなります。
海外からの来場者さまが大変多い展示会でした。商談コーナーでは、ゆっくりと商談が進められるようにエスプレッソマシーンのご用意もしました。
本記事の監修者について
2024.10.15(火)@大阪|"最強の結果"を出すブースデザインセミナーご予約受付中
「最強の出展結果」を出す展示会ブースデザインの手法
METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。