EXHIBITION|東証IR2019
HALL|国際フォーラム
SIZE|4.0 m×2.5 m×2.7 m(1.1 小間)
CLIENT|株式会社ダイフク 様

東京国際フォーラムにて開催される東証IRフェア。当社はダイフクさんのブースデザインをしました。今回ダイフクさんブースの小間サイズは4m×2.5m。高さは2.7mとなり、コンパクトなサイズとなります。今回の東証IR、証券系の展示会はセミナーがメインとなるため、来場者の集まり方を考慮してブースを考えます。

ブースの正面にはやや大きめのモニターを設置。セミナーの内容をモニターに映します。当社はモニターを設置する際、壁面部分に埋め込んだ造りにしてフラットですっきりきれいな見え方にしています。

来場者は基本、座ってセミナーを聞かれます。その為、モニターの位置が重要になってきます。座る人の視線の位置を考えて少し低めにモニターを設置。そのモニター横には必ず会社名のカッティングを入れるようにします。ブース内の壁面部分には会社のイメージ写真や伝えたいことをグラフィックで入れています。セミナーの長さは15分程度が適当で長すぎても短すぎてもNGです。長いと来場者は去ってしまい、ある程度の長さがあると人を引き寄せてくれます。東証IRフェアはノベルティを配る出展者がほとんどなので、ノベルティーは効果があります。ダイフクさんもノベルティを用意されてセミナーをお聞きいただいた方へお配りしていました。

今回、ダイフクさんのブース位置は会場入口から離れた奥の方でした。
通路の遠くからでも奥の方に目にとまるダイフクさんの会社カラーを入れ、上部には梁をつけ、ブースの内部を明るくするために照明を取り付けています。照明は壁に付け真下を照らすよりも、梁に取り付け壁に向けて照明をあてると空間は明るくなるのです。今回もその方法で遠くからでも色と明るさでひときわ会場で目立つブースとなっていました。

東証IR2019の展示会ブースデザイン装飾
ブースの正面にはセミナーの際、来場者が座って見やすい目線にモニターを設置。セミナーで話すスタッフ用に移動式台を造り、PC等を置けるようにしています。

東証IR2019の展示会ブースデザイン装飾

東証IR2019の展示会ブースデザイン装飾

東証IR2019の展示会ブースデザイン装飾
モニターはすっきりとかっこよく見せるよう、壁面に埋め込む造りにしています。

東証IR2019の展示会ブースデザイン装飾
サイドの壁面にはグラフィックを入れ伝えたいことを表記。
東証IR2019の展示会ブースデザイン装飾

東証IR2019の展示会ブースデザイン装飾

東証IR2019の展示会ブースデザイン装飾
会期中は終始ブースは賑わっていました。セミナー中は用意した席は満席、立って聞いている方も多くいました。
人が多く集まった時の為に、後ろになってしまった人でもモニターが見えるような高さ調整をしています。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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