EXHIBITION|東京インターナショナル・ギフト・ショー 2023 秋/Tokyo International Gift Show Autumn 2023
HALL|東京ビックサイト
DATE|2023.09.06-08
SIZE|27m×6m×3.6m(18小間)
CLIENT|公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO) 様

 

公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)の年に一度の恒例の出展。
デザインはSUPER PENGUINにお任せいただいています。

センスのよいセレクトショップや雑誌をイメージして、メインの名称も「ISHIKAWA」に。今回は28社が参加していました。


集合ブースの展示は、均等にして公平感を保つことが重要です。
事前のセミナーで参加者に共通認識を持ってもらった後、各社1時間ずつの個別相談会を実施。展示物を持参いただいて、展示方法の指導も行っています。

地面には物を置かない、展示台の側面にポスターなどを貼らないなど、展示台利用のルールを周知し、お客様の導線などもセミナーで説明しています。

通路際には各社の展示台に合わせてタペストリーを吊るしました。両面に、社名と商品の特徴などのキャッチコピーを印刷。通路側は足元まで、ブース側は展示台の高さに合わせてテキストを配置しています。

タペストリーの間からも出入りができるようにして、来場者の流動性を高めています。

集合ブースに最適の引き出し付き、背付きの展示台。展示台上のひな壇などはオプションですが、サイズを規定。利用するかしないかは展示物次第で各社が判断します。
施工は石川県指定の業者が担当。展示台は前年度製作したもの業者が保管し、流用しました。

共用のモニターでは、出展者の製作風景などを繰り返し放映。
各社提供の動画をSUPER PENGUINで編集、音楽を選定して作成しています。

タペストリーの「いしかわ、いい。」もSUPER PENGUIN提案。裏面は「いしかわ」。

展示台の背の部分には商品写真などのパネル。イメージ重視で雑誌の1ページのようになるようサイズは一定にしてあります。

展示ブースのデザインを統一することで、出展商品の高級感も伝わります。

A4判を4つ折りにしたパンフレットで28社を紹介。入口のカウンターに配置して来場者が持ち帰れるようにしています。台の中央には展示ブースの模型。

キャッチコピーも個別相談をもとにSUPER PENGUINで提案。新/NEW/カギカッコ/?などで、来場者の目を引くキャッチコピーにすることがポイントです。
ブース位置が良くなかったにもかかわらず、大勢のお客様が来場していました。次回展示会の相談も始まっています。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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