EXHIBITION | NEPCON JAPAN ネプコンジャパン
SIZE|6m×5.4m×H3.6m(3.6小間)
NEPCON JAPAN | 横河電機株式会社
横河電機さんは業界的に知らない方はいない大手の会社様。取扱い商品(サービス)も多岐に渡ります。横河電機さんのような業界の展示会での特徴は、その商品そのものがエンドユーザーに届く最終商品ではないため、その見せ方はどうしても「デモ」であったり、「説明パネル」であったりします。そんな時、起こりがちなブースデザインは統一感のない雑然としたブースの印象。今回はいかにそうならないようにするかを考えブースを検討しています。
ブースに統一感をとる
今回の展示会ブースでは、ブース全体が雑然とならないよう、まずはブース全体の色を横河電機さんのブランドカラーの中から「黄色」をベースにその他をモノトーンで構成しています。その上で、雑然となる主な原因となる「デモとパネルの展示部分」をいかに統一感あるようにデザインするかに注力しました。まず壁面に掲げるパネルはブースのイメージに合うように色とフォーマットを統一して再構成し、パネル部分の壁面の下に段差を設けることで下のデモ設置部分と「空間」を分けています。デモ部分の上に段差の「ライン」があると、視覚的にデモ部分が整っているように見えるんですね。また、ブース後方には、商品であるモジュールを利用してランダムに壁面に貼付け。実はこの配列に意味はありません。ただのディスプレイでしかないのです。しかし、ブース後方に「気になる」ものがあることで、「奥に行ってみよう」と来場者の方に感じていただくことが狙いになります。
Boothdesigned by SUPER PENGUIN INC.
本記事の監修者について
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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。