EXHIBITION|国際化粧品展
SITE|幕張メッセ
SIZE|6m×2.7m(1.8小間)
CLIENT|Natura-Salon 様

国際化粧品展ブースデザイン毎年1月に開催される国際化粧品展でのブース。

商品のイメージが清潔感のある白であったことからブース全体でもその世界観を踏襲するべく、白としています。文字の色も黒ではなくグレー色とし、白の世界観と調和するようにしています。

一般的に考えると、白の商品に対して白の背景を持たせることはどうなのか、と思われがちですが、今回のように商品がしっかりとした世界観を持っている場合、商品を目立たせるという考え方ではなく、「商品の持つ世界観をきっちりと正確に伝える」ことを重視した方がよいと言えます。

国際化粧品展ブースデザイン

今回の商品は金額的には高めの設定となり、扱っているものは肝細胞。

しかもヒト由来のヒト神経幹細胞。

この言葉は来場者の方に一番響く言葉なので、ブース側面の壁上部に大きく「ヒト神経幹細胞」と掲示しています。

国際化粧品展ブースデザイン

ブースレイアウト的には、通路際にメインの展示台を設けメイン商品を陳列。下から照明を当てさらに透明アクリルに設置することで価格に相応しい高級感を出すようにしています。

国際化粧品展ブースデザイン
国際化粧品展ブースデザイン

国際化粧品展ブースデザイン

国際化粧品展ブースデザイン

これらのブースデザイン上の工夫から、会期中は常に来場者で賑わう、という状況を作り出すことに成功しています。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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