EXHIBITION|Mokkiten Japan 2025 日本木工機械展
HALL|ポートメッセなごや
DATE|2025.10.02-04
SIZE|9m×18m×3.6m(18小間)
CLIENT|株式会社共和キカイ 様

2年に1回開催される木材加工産業の総合展示会に出展

株式会社共和キカイは、石川県の製材機械メーカー。
2年に1回、名古屋で開催されている日本木工機械展への出展をお手伝いしています。

今回は、これまでに300台以上を販売している木材加工機械「STR白山」を出展し、実演も行いました。

大型機械が多い展示会なので、搬入には隣接するブースとの調整も必要で、主催者の指示に従って進められます。
タイムスケジュール厳守の緊張度の高い設営です。

ブースは2面開放の18小間。
会場の「ポートメッセなごや」は天井が低めで照明も多いので、ブースの照明は小間の四方にめぐらした梁からグラフィックを照らすかたちとしました。
2年に1回開催される木材加工産業の総合展示会に出展した共和キカイの18小間のブース

斜め看板とショッキングピンクで存在感をアピール

会場入口から進むと、ショッキングピンクの壁面が視線を捉えます。
来場者の導線を重視して、2面開放の短いほうの一辺(9m)をメインのブース入口としてデザイン。
「その解決法あります」のキャッチコピーを視線の先となる壁面と、斜め看板に大きく表示して、来場者の興味を引く構成としました。

機械展示の多い会場では、青・緑・黄色などの色遣いが主流なので、ピンクは存在感を示せます。

立ち止まってブースに向き合った左に「共和キカイ」の社名と、解決法に対応するお困りごとを表示しました。
斜め看板を渡した出入口の中央に、展示機械の特徴を伝えるナビゲーションパネルを置いて、ブースへの流入を促します。

ナビゲーションパネルの上と左壁面のサイドにはモニターを設置。
実演をしていない時間帯も機械の動作状況や会社案内を放映しました。

斜め看板とショッキングピンクで存在感をアピール

機械の特徴をグラフィックで解説

ショッキングピンクの地色に白抜きでタイトルを入れたグラフィックを梁と、機械を展示した奥の壁面に展示。
梁の高さにあるグラフィックは機械の実演中も遠くからでも見えるように配置したもので、奥の壁面のグラフィックは人の目の高さに説明用に掲示しました。

ブースの長い方の一辺(18m)には細めの梁を渡し、ナビゲーションパネルを挟んで柱を立てて支えています。
会場通路からも機械の全貌が見渡せるようにしました。

機械の特徴をグラフィックで解説

「その解決法あります。」がメインのキャッチコピー

「解決法」を目立たせたキャッチコピーで来場者の関心を引き、機械の特徴を集約。
木材加工のさまざまな課題は、ショッキングピンクの壁面に埋め込んだモニターの下や、会場通路側の壁面に羅列しています。

ナビゲーションパネルにも「解決法」の答えとなる機械の特徴を表示しました。

「その解決法あります。」がメインのキャッチコピー

ブースの角にはメッセージ表示の壁を設営

18小間(9m×18m)の広さがあるので、2面開放の角にも幅のある壁面を柱を兼ねて作成。
会場通路側は白い壁として、ここにも「その解決法あります。」のキャッチコピーとモニターを埋め込みました。
壁面にはスリットを設け、閉塞感のないようにしています。

ブースの角にはメッセージ表示の壁を設営

キャスター付きカウンターをところどころに

機械の実演を眺めながら商談ができるように、キャスター付きカウンター(通称PENGUINコロコロ)をところどころに配置。
来場者は荷物を置くことができて、落ち着きます。

キャスター付きカウンターをところどころに

ブースの右側にはインフォメーションカウンター

ブースの広い出入口(18m)の右側にはインフォメーションカウンターをブースの内側に向けて設置。会場通路側の壁面には、2面開放の角の壁面と同じくスリットを設けています。
カウンターの奥にはストックヤード、さらに奥にには半個室の商談場所を2部屋配置しました。

会場通路に面した壁面には、PENGUIN A5判カードを来場者が自由に取れるように置いています。

ブースの右側にはインフォメーションカウンター

スタッフ待機場所としても機能

インフォメーションカウンターはスタッフの待機場所としても使用可能。
半個室の商談スペースとカウンターの間の柱部分がストックヤードとなっています。

「その解決法あります。」のキャッチコピーはカウンター上の幅をとった梁の部分や柱にも表示。

コーヒーメーカーを準備して、半個室の商談スペースを利用する来場者に提供していました。

インフォメーションカウンターはスタッフ待機場所としても機能

機械の周囲をぐるりと回れるように展示

1本の丸太から効率よく必要な木材をカスタマイズして切り出せる製材機。
機械の周囲をぐるりと回れるように展示しました。

機械の周囲をぐるりと回れるように展示

オープンな商談スペース

幅18mのブース辺の中央に設置したナビゲーションパネルの背後には、オープンな商談スペースを置きました。
箱椅子に荷物を置いて立ったままで話ができる雰囲気を演出しています。

オープンな商談スペース

実演には大勢の来場者が興味津々に

実演タイムには大勢の来場者が機械を囲みました。
えんじのポロシャツを着ているのが社員スタッフ。ふだんも使っているユニフォームです。

全体は白でまとめているので、ユニフォームがショッキングピンクのアイキャッチとシンクロしていました。

実演には大勢の来場者が興味津々に

◆会場について
日本木工機械展は「ポートメッセなごや」を会場に2年に1度開催。
共和キカイは連続出展しています。前回は機械を持ち込まず、説明だけの出展でした。

◆小間位置について
大型機械の展示で、18小間と大きなスペースなので、小間位置は問題になりません。
その中でいかに目立つかが重要なので、ショッキングピンクを差し色にしました。

◆スタッフについて
えんじのポロシャツをユニフォームに、ブースに馴染んでいました。
家族経営のアットホームな社風で、社員の皆さんも充実した仕事をしているのが伝わってきます。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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