EXHIBITION|スーパーマーケット・トレードショー2022 SUPERMARKET TRADE SHOW 2022
DATE|2022.02.16-18
HALL|幕張メッセ
SIZE|6m×3m×2.7m(2小間)
CLIENT|Piñabar Japan 様

 

Piñabar(パイナバー)は、パイナップルをカット&スライスするマシン。購入したパイナップルをセットするだけで、カット&スライスしたパイナップルを持ち帰ることができます。
オランダ企業が開発・製造し、ヨーロッパ各国をはじめ20か国以上のスーパーマーケットに導入実績がある商品です。
水浅青果株式会社は、Piñabarの日本の総代理店。過去にも弊社のブースデザインをご利用いただいたことがある企業です。

パイナップルを丸ごとマシン

パイナップルを丸ごとマシンに入れると、約20秒でカット完了。

ジューシーな切り立てのパイン

パック詰めされて出てくるので、ユーザーはパックに蓋をするだけ。ジューシーな切り立てのおいしさを楽しめます。

食品系の展示ブース

食品系の展示会では、真っ白なブースはNG。センスの良い賑わいを大切にしています。
単に賑やかでは雑然となってしまうので、デパ地下のようなわくわく感のあるイメージを大切にしています。今回は、写真を大きく入れ、余白は少なめに設定しました。

カットしたパイナップルを目線の高さにデザインした展示ブース

パイナップルを扱うブースであることが一目瞭然。正面の壁に大きく掲示するため、写真も慎重にセレクトし、カットしたパイナップルを目線の高さにデザインしています。
キャッチコピーは、マシンの特徴を大きな文字でシンプルに表現し、人混みの中でも見えるように頭上に配置。白黒反転文字で「日本初上陸」を強調しています。
初上陸、初出展は大きな特徴の一つとなるので、目立たせることがセオリーです。

初出展のブースは目立たせることがセオリー

正面から見たブース。壁に白い部分を設けることで、賑やかであると同時にセンス良く感じられます。商談席は白で落ち着いた雰囲気に。すっきりした部分を残しています。

商談席を囲う壁

商談席を囲う壁には、説明資料の写真・テキストを掲示。カウンターを設けて、圧迫感がないようにしています。壁の説明資料は、商談時に指し示して使用することが目的で、来場者に読ませることは重視していません。

左は接客用カウンター。スライスした試食用のパイナップルを置くなどして、ファーストコンタクトの場にしています。ブースの中央にマシンを設置。右のカウンターはキャスター付き、中には資料・名刺を収納してあり、商談の場所を動かすことができます。

商談席のカウンター上には、本物のパイナップルを設置。試食用のストックを兼ねています。

正面左のカウンターに設けたゴミ箱用の穴。試食したパイナップルのゴミを捨てられるようになっています。

初日から最終日まで、常にブースの周りには人だかりができる結果となりました。初日からマシンの販売に成功し、水浅青果の皆様は終始笑顔で、パイナップルの試食を振る舞っていました。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。