EXHIBITION|Health&Beauty Goods ヘルス&ビューティグッズEXPO
HALL|幕張メッセ
SIZE|6.0 m×2.7 m×2.7 m(2小間)
CLIENT|株式会社コジット 様
ヘルス&ビューティグッズEXPOは、美容雑貨・家電、健康グッズなど、あらゆるヘルス&ビューティ製品が出展する商談展です。
コジットさまは、「こういうものがあったらいいな」の形から、暮らしをちょっと面白くする日用雑貨とアイディア商品、また美容・健康商品を独自の発想で形にすることが出来る会社さまです。
今回、初出展でのご依頼でした。打合せは、大阪本社ショールームまでお話を伺いに行きました。数えきれない程のアイディア商品詰まっているショールームでした。
ブース構成も、各商品がカテゴリー別に見やすいように展示の仕方を工夫しました。バイヤー様が、そのまま店頭で設置出来るようにしました。
通路際の展示台がもっとも大事な場所
メイン商品を手前通路際の展示台に置きました。通路際から手を伸ばせる範囲が最も大事な場所です。通路際は、来場者が初めてブースに取りつく場所であります。当社ではこのような機能を持つ場所を「ファーストコンタクトゾーン」と呼んでいます。この場所には、来場者が
ふと手に取りたくなるもの。気になるもの。何だろうと思うものを置くようにしています。
照明を効果的に使う
展示会ブースにおいて、照明はブース内の雰囲気を決める重要な要素です。壁面より少し離れた手前の梁より、壁全体に向かって光を当てました。空間を明るくするには「壁」を明るくする。これがブース内を明るくする秘訣です。使用した照明は、LED投光器60Wです。
今回壁面側の展示台は、大阪ショールームで使用している棚を利用しました。また、商品の梱包箱などは、メイン展示台の下に収納をしています。天板と脚を製作して、梱包箱をうまく隠すように工夫をしました。ストックスペースをつくるとどうしても小間も狭くなってしまいます。上手く展示台の下を利用すれば商品の陳列スペースも確保できます。
各カテゴリーでの商品陳列です。各ブランドロゴと商品キャッチパネルを掲示しました。基本的にパネルは、ぱっと見た瞬間、数秒で「何を扱っているのか」を理解してもらえるような内容でなければなりません。パネルには、大きく写真を取り入れました。各展示台には、テスターが出来るスペースを確保して、商品は2段目3段目にディスプレイをしました。触って体験して頂くことを主となるようにしました。バイヤー様にも、展示会でのディスプレイをそのまま店頭で設置出来るような試みもありました。
本記事の監修者について
- 兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)
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