EXHIBITION|第99回 東京インターナショナル・ギフト・ショー 春 2025 Gift Show 2025 Spring
HALL|東京ビックサイト
DATE|2025.02.12-14
SIZE|3m×3m×2.7m(1小間)
CLIENT|コノハト株式会社 様
コノハト株式会社は青森県青森市に店舗を構える紅茶・中国茶・台湾茶・日本茶・ハーブティー・コーヒーなど、世界中のお茶とコーヒーを取り扱う専門店です。洗練されたパッケージとともに、五感で楽しむお茶の世界を提供しています。
コノハト株式会社からのご要望は、「青森の店舗の世界観を伝えつつ、ブランドとしての価値を広め、販路を拡大していきたい」というものでした。
ブースは1小間・2面開放。空間を遮らないように細身のポールを用い、商品にしっかりとスポットが当たるよう梁をめぐらせ照明を設置。全体としては、青森店舗の“打ちっぱなしのコンクリート”のテイストを踏襲し、淡いグレーを基調とした壁面で構成しました。
来場者がWEBを見たときにもイメージがリンクします。
取り扱い商品は多岐にわたり、中国茶・台湾茶・日本茶・緑茶・白茶・烏龍茶・青茶・紅茶・黒茶・花茶・健康茶・フレーバーティー・ティーバッグなど、多彩なお茶の世界を展開。商品パッケージのセンスを活かしてブースはあえてシンプルにしました。
ブースの通路側には、「茶葉店」の文字を2箇所に設置。
展示商品を明確に提示します。
洗練された商品パッケージ。缶は青森県のカタチをデザイン化したとのこと。
香りが広がるようにフレーバーティーの実物を小皿に展示し、来場者に自由に香りを楽しんでもらえるようにしました。商品ごとのキャプションプレートも設け、内容がすぐに理解できるよう配慮しています。
ブース中央には「世界中から、うつくしいお茶だけ あつめました」というキャッチコピーを掲げ、その下には整然と茶筒を並べました。これらの配置や高さ、棚の寸法まですべて事前に計画し、必要な個数の茶筒も事前に準備いただくよう依頼。
事前に細部まで設計するのがSUPER PENGUINの流儀です。
ビジュアルは、左側に海外の茶畑、右側に青森の店舗写真をレイアウトすることで、コノハト茶葉店が持つ“グローバルな茶葉の世界”と“地元に根ざしたリアルな店舗”の両軸を訴求。初出展であることもポイントとして掲示し、フレッシュなブランドの勢いもアピールしました。
店舗のロゴマークを展示台にもプリント。
おしゃれ感度の高い女性来場者を中心に、多くの方が足を止めてブースを訪れ、パッケージを手に取って香りを確認していました。
後ろ姿の男性がコノハト株式会社の社長。
「初出展でしたが、心強かった。ブースの壁面の淡いグレーが絶妙だった。」と評価していただきました。
◆会場について
東京ビッグサイト南ホール内「ギフト・ショー」のライフ×デザインエリア。カーペット敷きで落ち着いた雰囲気の漂う洗練された空間の中、SUPER PENGUINがデザインした複数のブースが集まる一角に、コノハト茶葉店のブースも配置。
◆小間位置について
東京ビッグサイトが改装中だったことから、この回のライフ×デザインエリアは南ホールでした。上下階に分かれていて、小規模事業者は下階に振り分けられました。
2面開放の角地という好立地により、来場者の往来も多く、注目度の高い場所でした。
◆スタッフ
1小間なのでスタッフは通路側に立つように指導。来場者と自然な目線で向き合うことで、より多くの人との対話が生まれました。青森弁による親しみやすい接客も、印象的だったようで、好意的なリアクションが多く寄せられていました。
◆その他
出展に先立ち、展示会場を下見されていた担当者様が、偶然にも、過去にSUPER PENGUINがブースデザインを手がけた企業のブースを訪問され、そこで意気投合。そこでの会話の中で、すでにWEB検索などを通じてSUPER PENGUINのデザインに注目していたことがわかり、「この会社に任せてみよう」とご依頼いただいたのが今回のきっかけでした。出展中の企業様からも「SUPER PENGUINにお願いすれば間違いないですよ」と、推薦をいただけたことも嬉しい出来事でした。
(文:田宮谷)
本記事の監修者について

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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。