EXHIBITION|WIND EXPO 風力発電展
HALL|東京ビッグサイト
CLIENT| ロクステックジャパン株式会社 様

【リード獲得 昨年比1.67倍 見込み客率51.86%】

ロクステックジャパン様は、建物などの貫通部処理の専門家。

通常、建物の梁などの配線個所の「壁貫通部」はコンクリートに開口部を設けて配線を行うのですが、配線個所の隙間が様々な不具合の原因にもなり得ます。

ロクステックジャパン様の商品はその「貫通部」を処理する商品を扱われています。

そこで、今回のブースでは、まず「貫通部処理」の専門家であることがすぐに分るようにブース壁面の各所に「貫通部処理」の文字を掲示しています。

ブース全体の印象はシンプルですが、適切な個所にこの文字を入れることで、展示会のテーマである風力発電の関係会社だけでなく、様々な業界の来場者の方にも立ち寄っていただけたそうです。

今回の出展の結果、展示会終了後以下の感想をいただきました。

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「先日のWind Expoでは、大変お世話になりまして、ありがとうございました。昨年のWind Expoと比べて獲得リード数がかなり伸びました。

(SからDのうち)SとAはすぐにでもアポを取るべきリードですが、50%以上のリードがこのカテゴリーに入りました。

また、昨年と比べると、今回の展示会では大手企業の方々がブースを訪れてくださった印象でした。「貫通部処理」とはっきり打ち出したのも良かったです。風力だけでなく、様々な電力関連の方々が来てくださいました。

沢山リードが集まりましたので、営業活動とマーケティング活動を引き続き行い、何とか売上げにつながるよう社員一同頑張ります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。」

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実際の文章には、前年の数値と今年の数値の比較表を掲載いただいているのですが、こちらでは割愛させていただきます。その表を拝見すると、最終的に得たリードの数は昨年比1.67倍。その中で上記に記載の通り「すぐに動くべき見込み客」の数は約半数(51.86%)とのことでした。

ブースの写真だけを見ると、「こんなにシンプルで大丈夫なのか」と思われる方もいるかもしれません。ですが、書き込んだから来場者が来てくれるわけではなく、逆にシンプルにしたから来場者が来てくれたわけではありません。出展者様の商品の特徴をとらえた分かりやすいキャッチの文字を適切な個所に掲示するなどの工夫をした結果として、得られる成果なんですね。

 

 

展示台の上には貫通部処理の部材を実際に壁面に埋め込んでみたものと、手前には自由に手に取れるように気軽に置いているもの、の2種類の展示の仕方をしています。

 

 

ブース背面はスタッフの方が積極的に立たない場所と設定し、敢えてその場所に自由に取れるパンフを置くようにしています。

このように「スタッフが敢えて立たない場所」を設けることも最終的な出展効果を出す場所として有効と言えます。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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