EXHIBITION| 国際ホテル・レストラン・ショー2025 HCJ 2025
HALL|東京ビッグサイト
DATE|2025.02.04-07
SIZE|6m×3m×2.7m(2小間)
CLIENT|株式会社 エス・ワイ・エス 様

展示会ブース概要|国際ホテル・レストラン・ショー2025

株式会社 エス・ワイ・エスは旅館・ホテルに宿泊予約システム「OPTIMA(オプティマ)」を提供している企業。
昨年1度目のお問い合わせではスケジュールが合わず、今回2度目のご連絡をいただき、お手伝いすることになりました。
東京ビッグサイトで開催された「国際ホテル・レストラン・ショー」への出展です。

照明で明るさを確保したブース設計

右方向が会場入口、左にセミナー会場がある小間位置で、3面壁のため梁を設けて照明を当てブース内を明るくした様子を示す写真

右方向に会場入口、左方向にはセミナー会場があるので、右から左へと人の流れが想定される小間位置。3面が壁になるので、梁を設けブース内を照明で明るくしています。明るい場所には目が行くからです。

外から中が見える安心感をつくる構成

通路側からサービス概要を確認しつつ内部が見えるよう衝立状の壁を2枚設置し、A5カードをワイヤーで掲出した様子の写真

通路際でサービスの概要を確認しながらブース内が見えるように、2枚の衝立状の壁を設置。中の様子が見えることで、興味を持った来場者は安心してブース内へと入っていきます。
A5サイズカードをワイヤーで設置、手配りもしていました。

無形商材の印象を決めるグラフィック設計

サービス概要「直販 予約システム」を大きく掲示し無形商材の印象を高めるグラフィックの写真

「直販 予約システム」とサービス概要を大きく掲示。
無形商材を扱う場合はグラフィックの印象が重要です。

照明と素材で高級感を演出

中央の梁から奥の壁に照明を当てて明るさを強調し、展示台に木目を使用して高級感を演出した様子の写真

中央の梁から奥の壁面に照明を当てて明るく目立たせています。
展示台の台上は木目でやわらかな印象に。高級感を演出します。

立体感を生む壁面構成と収納設計

奥の壁面に一枚板を手前に設置して立体感を出し、展示台下の収納や01〜04の番号で整理したグラフィックが確認できる写真

奥の壁面のグラフィックは一枚手前に板を設置してブースに立体感をつくり出しています。
壁面展示台の下はすべて収納スペース。
グラフィックには01〜04のナンバーを振って整理しています。

モニターを使ったシステム説明

スタッフがモニターにパソコンを接続しシステムの使い方や操作感を説明している様子の写真

モニターにはスタッフがそれぞれパソコンを繋ぎ、システムの使い方、使い勝手などの説明に使います。

システムロゴを看板として配置

システムロゴOPTIMAを看板として掲示しているブース上部の写真

システムのロゴ「OPTIMA」を看板に。

ロゴカラーを使った統一感のあるカード

OPTIMAロゴカラーを使用したA4カードをブースの差し色と統一して制作した様子の写真

A4サイズカードはOPTIMAのロゴカラーの1色を使ってSUPER PENGUINで作成。ブースの差し色と統一しています。

人の賑わいを感じられるブースづくり

スタッフが来場者と同じ目線で展示を見ている様子や入口展示台のノベルティ配置が確認できる写真

賑わっているブースには興味が湧くもの。スタッフも来場者の一人のような風情でブース内の展示などを見ていることをおすすめしています。
入口の展示台にはノベルティを置いていました。

国際ホテル・レストラン・ショー2025 会場情報・小間位置・スタッフ体制

◆会場について

東京ビッグサイト東6ホール。
国際ホテル・レストラン・ショーは、「サービス産業」「フードビジネス」を支える日本最大級の商談専門展示会です。

◆小間位置について

会場のセミナースペースに近い奥に位置。通路側の2枚の壁面にも照明を当てて、会場内でも目立つようにしています。

◆スタッフについて

通路際に敢えて壁面を設けています。この2枚の壁面の裏を出展者の待機スペースとすることで、前面通路を歩く来場者に圧迫感を与えないようにすることがポイントです。展示会場には、見るべきものがたくさんあるので、声を掛けられたくないという心理が働きがち。興味を持った人が安心してブースに入れる立ち位置があります。

◆その他

通路側に壁面を設けるポイントは完全に外と中をシャットアウトするのではなく、壁面と壁面の間に隙間を設けて、さりげなく内外を感じられるようにすること。来場者は、ブースの外に記載されている内容を読み、興味を持って場合には中に入ってくるようになります。また出展者は来場者と目線を合わせることなく、来場者が興味を持ってくれていることを知り、声がけのタイミングを計ることができます。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

この事例で気になることはありますか?

DESIGN TOKYO・国際文具紙製品展・展示会ブースデザイン装飾
出展の成果や費用など、気になることがあればお気軽にお問合せください。

当社がご提案するのはブースの「かっこいいデザイン」ではなく「展示会出展に成功するためのデザイン戦略」です。
御社にとって、私たちに何ができるのか。直接聞いてみないと分からない部分もあるかと思います。当社はこちらから電話等で営業をすることは一切ありません。当社でデザインしたブースが出展する直近の展示会にご案内することも可能です。ぜひ、ご連絡ください。