EXHIBITION|店舗総合見本市  JAPAN SHOP2025
HALL|東京ビックサイト
DATE|2025.03.04-07
SIZE|6m×3m×2.7m(2小間)
CLIENT|株式会社ウォーターパール 様

株式会社ウォーターパールは、「特殊噴水ウォーターパール(水玉噴水)をはじめとする水演出を商空間に提案」する企業。
JAPAN SHOPには過去にも出展経験があるとのことですが、主催者からの口コミ紹介でSUPER PENGUINに初のご依頼をいただきました。
ブースは2小間3面開放、メイン通路沿いで、会場の入口方面向いた好立地。水が流れるアクリルガラス「アクアウォールパネル」など、水と光をテーマにした演出を体験できるブースとしました。

正面に「アクアウォールパネル」。台の部分に制御機材が入っていて、2枚のアクリル板の中を水が循環、光源で色を変えたり、文字を映し出すことも可能です。
通路側の壁面には水と光を演出するモニターと説明文。その下に大きめのスリットを設けてブースの中へ入ってみたい気持ちを刺激します。
モニター下にはストックワイヤーでパンフレットを設置しました。

床、壁面、看板も白ですっきり。商品が際立つようにしています。
ブース内には波紋を投影して水を感じられる商品「HAMON」を展示、体感できるようにしました。

ブースの右側にも水が流れる「アクアウォールパネル」。光でガラスは色が変えられます。

波紋を投影して水を感じられる商品「HAMON」は、天井の円形部分に水槽を載せるため、重量を支えるしっかりとした柱も必要でした。柱を兼ねた壁面にも企業紹介文とパンフレットを設置しています。
ブース内の壁と天井をつなぐ部分はRに加工。高級感をより感じられるようにしました。

天井の水槽と壁面に設置した装置で、光がゆらゆらと揺れる癒し空間に。

ブース内の壁面から天井にかけてRカーブに光が映り、床には天井の水槽の水のゆらぎをが投影されています。

両脇には壁を立ててドア状の出入口。床も光が映るように全体を白で統一。

モニターの裏面。ブース内のグラフィックで「Aquawall Panelアクアウォールパネル」と「HAMON」を解説。

ブース内部に入ってみたい気持ちをそそる目立つ展示で、大勢の来場者が立ち寄っていました。

◆会場について
JAPAN SHOPは、建築・建材展、照明のライティング・フェアとともに開催される展示会。
東京ビッグサイトの東4〜6ホールのうち、店舗総合見本市JAPAN SHOPは東4ホール寄りでした。

◆小間位置について
4ホールのメインの出入口から伸びる大通りをまっすぐに進むとウォーターパールのブースが目に飛び込んでくる好立地でした。光と水のゆらゆらと揺れる高級感のある演出を体験できるブースは目を引いていました。

◆スタッフについて
水が生み出す癒し感の魅力を熱く語ることができる社員スタッフが常駐。説明はモニター裏のグラフィックを使って行えるようにしました。

◆その他
このご縁から「アクアウォールパネル」をJAPAN SHOPのIDM(インテリアデザインミーティング)部門のSUPER PENGUINブースにも使用。連携して展示案内することができました。
SUPER PENGUINブースは賞もいただきました。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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