EXHIBITION|COSME WEEK TOKYO 第16回 化粧品開発展 【東京】
HALL|東京ビッグサイト
DATE|2026.01.14-16
SIZE|7.5m×2.7m×2.7m(≒2.25小間)
CLIENT|松田医薬品株式会社 様

ふだんより少し広めの変形ブースに淡いピンクを採用

松田医薬品株式会社は、医薬品、医薬部外品、化粧品、健康食品などを 開発・製造をしている企業。特に生薬を活用した入浴剤を強みとしています。

化粧品開発展には毎年参加、SUPER PENGUINがブースデザインを担当しています。

例年は白でまとめていますが、今年は変形で少し広めのブースであることと、化粧品展の来場者層をより意識して淡いピンクの壁面を採用しました。
COSME WEEK TOKYO 2026に出展したマツダ医薬品のブース。ふだんより少し広めの変形ブースに淡いピンクを採用しました

赤い会場通路に白い梁看板と淡いピンクで華やかに

梁看板のアーチは幅を広めにとった白、柱や床や展示台も白を基調とした中に、淡いピンクの壁面でバランスをとっています。
会場通路の赤いカーペットとのコントラストも鮮やかです。

ピンクの壁の背後には別のブースが出展しているので、約2.25小間と変形。2面半開放というブースでした。半面開放の先には会場の柱が立っています。

赤い会場通路に白い梁看板と淡いピンクで華やかに

半面開放の壁面を正面としてデザイン

幅7.5mの広い開口部を正面として、淡いピンクの壁面に写真を使ったグラフィックと腰高の展示台、手前の通路際に展示台を配置。

右側の開放部には、左右の柱の幅で通路際に展示台を置き、中央の展示台との間を来場者が通り抜けられるようにしています。
その際、展示品が気になって滞留するように、展示台の位置や商品の配置を計算しています。

半面開放の壁面を正面としてデザイン

3面開放となる角には紫のパネルを2枚

会場通路側からもブースの内側からも商品をゆっくり見られるように、展示台の中央にひな壇を設け、その真上にパネルを2枚吊っています。

パネルは淡いピンクの地色に紫が華を添える写真で構成。パネルのサイズ、吊るす位置など、商品の見やすさ、ブースの居心地の良さを細かく計算しています。

3面開放となる角には紫のパネルを2枚

中央展示台の上には「OEM」のタペストリー

中央展示台の真上には赤いタペストリーを吊るしました。
表裏に同じテキストをデザイン。「OEM」のオーダーを得ることが出展の目的なので、わかりやすく表記します。

中央展示台の上には「OEM」のタペストリー

紫が目を引くパネルに「入浴剤をつくる」と表示

「OEM」を得ることが目的ですが、何を扱っているのか、ブースのテーマを伝えることはより重要。「入浴剤をつくる」のキャッチコピーをより目立たせています。
設置位置は、来場者の頭より上になるように掲示。

来場者の導線は正面通路側と写真(下)を撮影している位置からブース内へ向かうことを想定しています。

紫が目を引くパネルに「入浴剤をつくる」と表示

グリーンやガラス瓶に入れた素材で印象をつくる

「生薬」を使った入浴剤を印象づけるために、グリーンを配し、素材をガラス瓶に入れて並べました。
素材にこだわった入浴剤をオーダーできることがブースのデザインから伝わります。

グリーンやガラス瓶に入れた素材で印象をつくる

壁面グラフィックは美容商材のイメージで構成

壁面のグラフィックは、入浴剤は美容商材の一つと認識されるように写真をセレクト。

また、入浴剤の製造メーカーでは少ないGMP認定工場ISOを取得していることを壁面グラフィックに入れています(赤いマーク)。
商談の際に「GMP認定工場ISO」を取得していることをマークを指し示して伝えることができます。

通路際の展示台は商品のパッケージを中心に紹介。
その側面にはPENGUINワイヤーでパンフレットを配置しています。

グラフィック下の展示台には、従来製品を並べました。

壁面グラフィックは美容商材のイメージで作成

ガラス瓶は展示会用に準備したもの

素材が見えるようガラス瓶を用意して、タグを付けました。
整然と並んだガラス瓶は来場者の興味を引き、多様な素材を使ってオリジナルの入浴剤を作れる楽しさが伝わります。

ガラス瓶は展示会用に準備したもの

ガラス瓶には入らない素材もおしゃれに展示

ガラス瓶の展示のほかに、「生薬」そのものも展示しました。
香りも確認できるようにしています。

ガラス瓶には入らない素材もおしゃれに展示

女性の来場者で盛況

淡いピンクを使った華やかな雰囲気にしたこともあってか、大勢の女性の来場者に興味を持っていただきました。

女性の来場者で盛況

◆会場について
COSME WEEK TOKYOは東京ビッグサイトで例年1月に開催されています。
松田医薬品は化粧品開発展の西4ホールでした。

◆小間位置について
会場奥ですぐ横に柱もあるという小間位置でした。
そのためん変形の2.25小間。その条件を活用して来場者が通り抜けられ、その際に滞留するようにデザインしました。

◆その他
カッティングシート貼りは会場でも細かく調整を行なっています。
何を扱っているか、を表示する言葉は、来場者の頭より上に掲示。今回は小間位置があまり良くないので、遠くから「入浴剤をつくる」の文字が見えるようにパネルを設置しました。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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