EXHIBITION|東京インターナショナル・ギフト・ショー春2023 TOKYO International Gift Show 2023 Spring
HALL|東京ビックサイト
DATE|2023.02.15-17
SIZE|15m×6m×3.6m(10小間)
CLIENT|一般社団法人石川繊維協会 様
一般社団法人石川繊維協会は、2月のギフト・ショー、3月のジャパンショップ、11月に原宿で開催される展示会の年3回、スーパーペンギンが継続的にブースデザインしている団体です。
きっかけは、2018年のギフト・ショーで、独立行政法人中小企業基盤整備機構の共同ブースをご覧になったことでした。
10小間に14社が出展。回を重ねるごとにさまざまな工夫をしています。
ブース正面。手前左は石川繊維協会のパンフレットなどを置いたカウンター、右は商談用のスペースです。1段奥の梁を大きく取り、協会のロゴを表示。
人通りが多いメインストリート側は開放的に。正面と同じく、通路際左は協会の案内カウンター、右に商談スペースを置いています。商談スペース部分に壁を設けて、協会のロゴ、パンフレットを並べることで、通行人にブースのテーマをPR。
カウンター横の外壁面にもロゴと「素材と繊維の可能性?」とブースのテーマを記載。
14社に同一サイズの展示台を用意。今回は展示台の配置を縦向き・横向きで組み合わせ、通路をジグザグに進むようにしました。会場と同色のパンチカーペットを区切りを感じさせないように敷くことで、来場者が自然に流入します。
両サイドの壁面には商品を掛けるポールを設置しました。中央は通り抜けができるようにしてあります。タペストリーは透け感のある素材を使用し、協会のロゴで統一。
各社に相談会とディスプレイ指導を実施。素材を展示して、製作の相談を受けることが目的なので、全体には製作現場の机をイメージした展示としました。
中央のタペストリーは協会ロゴ。各展示台上のタペストリーには、01から14のナンバリングと各社の特徴をメインに社名を表示。
展示台上のディスプレイは、各社の特徴が出るように1社ごとに検討したものです。
どういう人と繋がりたいか、何を見せたいか、聞き取りをしてどう見せるか展示の方法を決めています。
メインには素材を展示。1段高いスペースには完成品の事例を展示。ポールに吊るしたサンプルとで構成した事例です。
タペストリーで素材の特徴を端的に伝えています。来場者の興味を喚起。
入口のカウンターにはカラフルな糸を並べて目を引きました。
商談にも休憩にも使えるスペース。ポールの代わりにマネキンを置いた企業も。
壁がないことで開放感があり、大勢の人が訪れました。
展示台は次の展示会でも活用。出展者からは次の展示会のアイデアも出ていました。
継続契約の強みです。
(文:田宮谷)
本記事の監修者について
2024.10.15(火)@大阪|"最強の結果"を出すブースデザインセミナーご予約受付中
「最強の出展結果」を出す展示会ブースデザインの手法
METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。