EXHIBITION|COSMETICS TRADE FAIR TOKYO2020 国際化粧品展2020
HALL|幕張メッセ
SIZE|6.0 m×6.0 m×2.7 m(4.0 小間)
CLIENT|株式会社ナトゥーラ 様
本展示会は目元美眼器「.e」ドットイー、初お披露目でした。「.e」とは、ホームケア機器。エステティシャンの方々も開発に携わり、開発に2年の歳月を掛けられたそうです。Naturaさまは、お肌と目元は違うものと考えられているとのこと。大阪にあるサロンでは「ドットイープロフェッショナル」を使用したNaturaメソッドアイエステを提供されており、沢山の方からご支持頂いているそうです。
今回、Naturaブースでは、現役エステティシャン6名、通訳6名さまでご対応をされました。結果、多くの来場者の方に集まっていただき、スタッフさんが足りない時間もあった、と大変嬉しいお言葉を頂いています。また、「タオパオのライブ配信」がブースにお越し下さったとのことで、新商品のドットイーをライブ配信していただいて、スタッフのみなさま、大変喜んでおられました。
ブースは、白を基調にしました。壁面は照明がきれいに反射するように白の壁紙を採用。床は、白の長尺シート(ゴム系の床材)を使用しています。展示会ブースの床材は、パンチカーペットが一般的なのですが、この長尺シートを使用すると一段と高級感が出すことができるのです。
化粧品系の展示会ブースは、清潔感を特に考慮してデザインします。そこで、白の壁面とそこに当たるように照明を照らすと見え方の印象が格段にあがり効果的な印象を作り出すことができます。
白を基調とした壁面に、高さ2700の上部梁より、LED投光器で壁面を明るくします。そうすることによってブース全体が明るく眩しいくらい明るいブースづくりができます。ブース内を明るくするには、照明を壁から離した場所に設置し、「壁面に向かって」手前上部から充てることがポイントです。
通路側壁面には、大きく社名ロゴと「何を取り扱っているか」が分かるように記載しました。来場者がブースをみる瞬間、ほんのわずかな時間に「何を取り扱っているか」を理解させ、「寄ってみたい」と思わせることがポイントです。商談席も白に統一しました。
通路際展示台には、新商品を展示しています。内照式の展示台にすることによって、特別感を演出。当社の内照式天板は、アクリル板に、フォグラスシートを貼っています。通常、展示台の中が光っていると商品は逆光で暗く見えてしまいます。そこで、上部からも真下の商品に照明を当てることによって逆光を抑え、見え方の効果を出すことが可能となります。展示台収納には、資料やパンフレットがすぐに取り出すことができるように「オープン収納」を作っています。商品の空箱などは下の収納部に。扉は「ケンドン式」ですが、女性の爪が引っかからないように寸法を考慮してデザインしています。
商品のブランドをタペストリーで演出しました。通路側からもどのような商品を取り扱っているかが分かるように位置決めをしました。左のタペストリーの右下に赤いシールが見えますでしょうか?展示会では、必ず防炎処理をしたものを使用しなければなりません。防炎処理が出来ている証明シールを必ず貼らなければなりません。
奥カウンターには、体験スペースを設けました。また、商品を大量陳列することによってブース奥の壁面の見え方の印象を上げるようにしています。大量陳列と言う手法は、簡単にブース内の印象を高めることができるため、ブース装飾検討時にはおすすめの方法です。
内照式カウンター(下から光っている天板の上)に200角透明アクリルを置き、その上に商品をディスプレイ。このように透明アクリルを重ねると、透き通るような透明感の陳列ができるため、高級感を感じさせる化粧品の陳列方法としてお勧めです。
このように、結果としてブースには常に人が集まっていました。スタッフさんが足りない時間もあったと大変嬉しいお言葉を頂けました。
本記事の監修者について
2024.10.15(火)@大阪|"最強の結果"を出すブースデザインセミナーご予約受付中
「最強の出展結果」を出す展示会ブースデザインの手法
METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。