EXHIBITION|ENDEX 2019 エンディング産業展2019
HALL|東京ビックサイト
SIZE|9.0 m×6.0 m×3.6 m(6.0 小間)
CLIENT|株式会社保志 様

エンディング産業展とは…?

展示会業界の中でも、少し特殊展示会かと思います。
葬儀・埋葬・供養などの就活及び神社・寺院・石材・墓石に関するあらゆる設備・サービスが集まる日本最大の専門展です。ですが、けして暗い展示会ではありません。
商談・情報交換スペースで各社が打ち合わせをしたり、エンディング産業界の著名人による数多くのセミナーや関連イベントが行われる展示会になります。

会津の地で仏壇・仏具・位牌をつくり続けて120年

保志様は1900年(明治33年)に創業。とても歴史のある会社様です。
会津若松の地場産業の一つとして、仏壇・仏具・位牌を主とした製品の製造・販売を手掛けています。製造から販売までを一貫して行うことで、お客様のニーズに合わせた柔軟且つ素早い対応を目指しています。

時代が求める「祈りのかたち」を創り出す。

核家族化や洋風化がさらに進んだ1990年代。昔からの供養や祈りの習慣が様変わりする中、一線で活躍するクリエイターと共に、新しいものづくりに取り組んでおられます。

ヌキ行燈とブース内の明るさで会場で際立つ展示ブース

今回保志様のブースは、奥壁面の正面性があるようにデザインをしました。入ってすぐの場所にあるブース位置から奥まで見渡すことが出来るようにしました。

エンディング産業展2019の展示会ブースデザイン写真

ブース位置が、会場入ってすぐの場所(当社ではスタートダッシュエリアと呼んでいます)でしたので、入り口側をオープンにしてブース全体が一望できるプランにしました。
来場者は、ブースを見ようと意気込んでいます。通りすぎてしまわないように、通路際に魅力を伝える商品を陳列スペースとしました。

また、何を取り扱っているかが一目で分かるように通路際に掲示しました。当社セミナーでもお話をさせていただいておりますが、ブースに接近した0.5秒で興味を持たせることがとても重要です。何を取り扱っているかを明確にすることは、とても重要なポイントになってきます。

ブースに接近した0.5秒で興味を持たせる陳列スペース

商品を時間をかけて見られるよう間隔をあけて商品をディスプレイしました。お花を生ける方も特別にコーディネーターさんがすべてプロデュースをしてくださいました。

通路際の展示台には、常に人が集まっていました。

間隔をあけて商品をディスプレイした陳列スペース

核家族化や洋風化がさらに進んだ1990年代。昔からの供養や祈りの習慣が様変わりする中、
現代のくらしから、暮らしに溶け込むデザインの仏壇。若い方にも仏壇の大切さが伝わるように洗練した展示ブースにしました。

ヌキ行燈で遠くからも見えるブランド名

アルテマイスターをヌキ行燈で、遠くからも見える位置に。シンプルな発光表示が、
落ち着きと安定感を演出します。

仏壇が重厚感のある落ち着いた色合いなので、ブース全体は白を基調に。
また、ブース内を明るくするために、光の強い照明器具LED投光器100Wを使用しました。ヌキ行燈とブース内の明るさが会場内で一際際立っていました。

ヌキ行燈で一段と目立つ展示ブース

エンディング産業展の展示会ブースデザインの写真2

エンディング産業展の展示会ブースデザインの写真3

エンディング産業展の展示会ブースデザインの写真4

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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