EXHIBITION|文具女子博インクじかん・デコじかんin東京 Stationery women’s Expo ink time・deco time inTokyo
HALL|京王百貨店 新宿店
DATE|2022.08.25-28
SIZE|4.5m×0.9m×m
CLIENT|株式会社ツキネコ 様

 

ツキネコは、各種スタンプインク類、特殊インク類、スタンプパッド類、スタンプ関連商品のメーカー。新宿の京王百貨店で開催された「文具女子博インクじかん・デコじかん」に、インクとガラスペンを出展しました。

出展には細かな制約があるため、今回はディスプレイ提案と什器の製作を担いました。

ツキネコのロゴが入った白い台が、今回の製作物です。他の展示会でも使えるように、社員が組み立てられる什器を提案。1月後に関西でも使われました。

商品サイズに合わせた雛壇状になっていて、奥には商品説明パネルを立てることができます。

奥に整然と並んでいるインクは販売用の商品。手前に紙束とインクのサンプルを置いて、試し書きに使えるようにしています。

アクリルのボードをくり抜いた下敷き。商品のカラー名、商品番号を印字してあり、インクポットを整然と並べることができます。見栄えと機能を両立しています。

インクポッドを手に取ったあと、定位置に戻すことができます。

鎌倉の文具・雑貨店「コトリ」とコラボレーションした商品群を展示したコーナー。
什器の背面に取り付けができるパネルは、奥に立ったスタッフが手を伸ばして商品を取ることができる高さで設計しています。

書家を招いて実演も。什器はフラットなテーブルとして使うことも可能。

紙束はSDGsに配慮して、製本業者から裁断した余り紙を購入。展示台のサイズに合わせて、色とりどりの紙を用意していました。

ミルフィーユ状の紙束は来場者に好評で、「可愛い」「欲しい」という声も。

ガラスペンのお試しコーナー。

新色の白いインクを使って書家がガラスペンのデモンストレーション。白いインクは売り切れになりました。
BtoCの展示会でしたが、多くのバイヤーの目にもとまり、その後BtoBの商談にも繋がっているそうで、「什器の製作を依頼して良かった」とのこと。
什器が見栄えを大きく変えることを証明できた展示会となりました。

(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

2024.8.6(火)@東京|"最強の結果"を出すブースデザインセミナーご予約受付中

METHOD/TOKYO|展示会出展者・業界関係者向け

「最強の出展結果」を出す展示会ブースデザインの手法

METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。