EXHIBITION| ファッションワールド東京 秋 FASHION WORLD TOKYO 2021 OCTOBER
DATE|2021.10.18-20
HALL|東京ビックサイト
SIZE|6m×5.4m×2.7m(4小間)
CLIENT|株式会社コスギ 様
株式会社コスギは、主にカジュアルウェアを主力とするアパレルメーカー。4ブランドの製造、輸入出、販売を手掛けています。
今回は、4つあるブランドのうち、1910年にポートランドで誕生、女性が水着でプールに飛び込むアイキャッチがシンボルのjantzenを、ブランド復刻、OEM案内のために展示します。
社内での展示会は数多く開催していますが、公開展示会への出展は初めてとのことで、スーパーペンギンに依頼されました。
打ち合わせ、調整の結果、コスト削減のために、社内の展示会で使っている什器を活用してデザインすることになりました。
正面から見て左右に壁を立てて、一般店舗のようなまとまりをもたせています。
既存の什器を使うことで、ブランド復刻にふさわしいレトロな雰囲気に。
正面のロゴを際立たせているイメージカラーの赤は、jantzenを象徴する、女性が着ていた水着の色を採用しました。
壁の外側も、イメージカラーの赤を全面にブランドロゴをデザイン。
持ち込み什器を使用して一般店舗のような印象に演出。
メインの展示台は、L字型の脚に天板を乗せただけのシンプルな形状。通路際に設置して、来場者が近づきやすく、見やすいよう、低めの平台にしています。
面積の広い展示台は低めにすることで、お客様が全体を俯瞰して見ることができ、近寄りやすくなります。
店舗を思わせるスペースの一郭に設置した受付コーナー。足置きを設置しておくと、ハイチェアに座ったときに脚がぶらぶらせず、落ち着いて話を聞いていただけます。ブースの背面に並んでいるのはパンフレット。等間隔に並べることで印象が良くなります。お客様が手に取りやすいよう、あえてスタッフがいない背面に並べています。
ワイヤー2本でシンプルに。
<結果>「新規開拓の一歩を踏み出せたと実感した」「小間位置と動線を考えられたブースデザインだった」「初出展だったので、いろいろアドバイスをもらえて助かった」などの感想をいただきました。
本記事の監修者について
- 兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)
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