EXHIBITION|エコプロ 2023 SDGs Week EXPO 2023
HALL|東京ビックサイト
DATE|2023.12.06-08
SIZE|6m×3m×2.7m(2小間)
CLIENT|株式会社パナ・ケミカル 様

 

株式会社パナ・ケミカルは、発泡スチロールやプラスチック廃材のリサイクル処理事業を行う企業。
今回が初めてのお付き合いで、施工はクライアント手配、デザインと施工管理をSUPER PENGUINで担当しました。
エコプロ(エコ・プロダクツ)は、小学生も学べる展示会。子どもたちにも知ってもらうための出展です。


スリット状の壁に使用しているのが発泡スチロールを圧縮した素材のモデル。
実物は、発泡スチロール50個を圧縮して1枚の板状にするため相当な重量があります。インフォメーションに実物の見本も置いていました。

入口に吊るしている白い板が製品ダミー。発泡スチロールのリサイクル工程を、「スチロー」というキャラクターが案内するという造り。スチローに使われている青を差し色にしました。

2台のモニターの下にスリットを入れて、中に人がいるのが見えるようにしてあります。
商談用の展示台を2台設置。台を囲むように来場者とスタッフが立ち、パネルを見ながら話ができます。

ブース入口。順にめぐってクイズを解いてもらうという仕掛け。パネルは子どもの目線に合わせて低めに設置。通路は狭いので、奥へ向かって一方通行です。

「クイズにこたえて絵本をもらおう!」と子どもたちに呼びかけ。絵本とリサイクル素材で作られたボールペンを配りました。絵本はクライアントが制作。

展示会用にクイズカードを準備。

絵本からイスラトを流用してグラフィックを作成。順にクイズの答えがわかるようになっています。

発泡スチロールを固めて板状の素材にリサイクル。
商品説明と商談のコーナー。左奥、モニターの裏側がインフォメーションです。
「2コマという小さなブースで2つのテーマを扱うという少しハードルの高いブースでしたが、子供たちも十分入ってもらったし、表の資源プラ輸出・潔いリサイクルも、企業や役人を唸らせていました!ほんと大成功でした!」とご満足いただき、次は2024年5月の環境展への出展についてご相談いただいています。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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