EXHIBITION|Gift Show 2021 ギフト・ショー2021
HALL|東京ビックサイト
SIZE|6m×12m×3.6m(8小間)
CLIENT|一般社団法人石川県繊維協会 様
「ギフト・ショー2021」での出展。 ギフト・ショーは、42年に渡り開催されているパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市です。出展社は、文具・玩具・アパレル・服飾雑貨などあらゆる商材のメーカーや商社、来場者は メーカーの商品開発・デザイン担当者、小売業のバイヤー、版権や媒体ビジネスに携わるライセンサー、出版社・食品・外食産業を中心に構成されています。
ブース正面には、「OEM/ODM 素材と技術の可能性?」というキャッチを掲示。
「OEMやODMの話が出来るブースなんだ」「様々な素材等を扱っているんだな」と、瞬時にブースのことがわかるため、来場者もブースへ入りやすくなります。
ブース入口の両側には、ブースガイドを記載し、それぞれの展示エリアでどんなものを扱っているのかを一覧で確かめることができます。
ブース内には壁は極力少なくし、オープンな印象に仕上げています。
そうすることで、通路のどこからでもブースへ入ることができ、フラッと立ち寄っていただきやすく集客効果にも繋がります。
当社は、来場者は基本的に「つかまりたくない」と思っていることを前提にブースづくりを行っています。つかまりたくないと思っている来場者に対して、どうすれば「寄りたい」とブースに興味を持ってもらえるか、そして、いかに滞留時間を伸ばすかがブースデザインをする上でのポイントになります。
現地・石川から接客をされるご出展社様もいたため、展示台には各社オンラインスペースを用意。
モニターを縦に置き、その上にカメラを設置することで会場にいる来場者と目線を合わせて商談をすることが可能です。
壁面には、展示商品の特徴を短い言葉でわかりやすく、その下には写真や商品詳細を載せています。ブースに掲げるキャッチとして最も重要なことは、扱っている商品やその特徴を短い言葉でわかりやすく伝えるということです。歩きながらブースを見て回る来場者へ瞬時にブースの内容を知ってもらうことが、ブース集客のポイントになります。
ブース中央には共有の展示台を用意しています。
会場にいるご出展社さまが待機される場所として使用出来たり、パンフレットを置いたりなど、使い方は様々です。
ブースの外側にも正面と同じキャッチを掲示。
どの位置からもキャッチを見ることが出来ます。
照明は商品に直接当てるのではなく、壁面を狙って当てています。
壁面が白い場合、光を反射しより明るく見えるブースにすることができます。
ブース中央にはタペストリーを吊るしています。
シンプルなデザインですが、ブース全体に統一感を生むことができます。
来場者がブースへ興味を抱く・近づいてくるきっかけを用意することで、ブース集客の効果につながります。ブースへ近づいてもらう・入ってもらうには、ブース自体に興味を抱いていただくことがとても重要です。興味を抱かせるきっかけは様々ですが、キャッチや商品の並べ方を一工夫するだけで結果が大きく変わってきます。
本記事の監修者について

- SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
- 兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)
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