EXHIBITION|日本木工機械展 2023 Mokkiten Japan 2023
HALL|ポートメッセ名古屋
DATE|2023.10.05-07
SIZE|12m×6m×4.5m(8小間)
CLIENT|株式会社共和キカイ 様

 

株式会社共和キカイは、石川県にある木材の加工機械メーカー。
丸太を用途に合わせて一度に加工できる機械を紹介するための出展です。
2年に1回開催される日本木工機械展で、2度めのお手伝い。新型コロナウイルス禍を挟んで4年ぶりでした。

前回は大型機械を展示しましたが、輸送にもコストがかかるので、商談を主軸に構成。周囲は機械を展示している会場で異例の出展です。


メインキャッチは「その解決法、あります。」として、タペストリーを通路側に3枚、ブース内に3枚下げ、ありがちな問題点を提示して来場者の興味を引きます。
側面のパネルには、メイン商品である大型機械の全容を描いたCGを表示。裏面にも同じCGを掲げました。

ブースは会場のいちばん奥だったため、壁面を4.5mまで上げて、高い位置にキャッチを大きく表示。壁面には60インチの大型モニターを設置しました。

タペストリーには課題「工場の効率が悪い。困った。」など。タペストリーは展示会後に活用可能です。

商談テーブルと箱椅子。座ってモニターを見られます。
スタッフはふだんの作業着でもある赤系のポロシャツで対応。それに合わせて差し色をより目立つショッキングピンクとしました。

2台のテーブルにはそれぞれiPadを置いて、複数のコンテンツを見られる状態にしていました。
展示台横のフックは、資料を入れた配布用バッグ掛けです。

通路側には配布用のチラシ。足元を抜くことで開放感のあるブースにしています。
より落ち着いた商談スペース。来場者の年齢層が高めなので、低い椅子が好まれていました。

お客様からは「機械を展示しないのは初めてだったので、見てもらう物がなく不安でしたが、予想以上にお客さんに興味を持ってもらえました。次回もお願いします」という感想をいただいています。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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