EXHIBITION|高機能フィルム展 2023 FILMTECH JAPAN 2023
HALL|幕張メッセ
DATE|2023.10.04-06
SIZE|12m×2.7m×3.6m(4小間)
CLIENT|デクセリアルズ株式会社 様

 

デクセリアルズ株式会社はスマートフォン、自動車領域等に機能性材料を提供するメーカー。
今回は、自動車・エレクトロニクス・建築など、さまざまな分野で活用が広がる機能性フィルムに特化した「高機能フィルム展」への出展です。


ブースの構成提案はSUPER PENGUIN、壁面やパネルなどグラフィックは毎回クライアントが作成しています。事前にすべての展示物をSUPER PENGUINに持ち込んでいただき、採寸して展示方法についても細かくアドバイス、検討を重ねて臨みました。

SUPER PENGUINのペンギン(中央展示台)がモデルとして出動。フィルムの透明度を見せるために活躍しました。説明したいことが多いので、展示台には高めの背面を立てています。スリットを入れることで開放感を演出。

通常はパンフレットを設置する位置にA4版の手持ちパネルを置いて、説明に使用。両面に資料をプリントしてあり、iPadよりも説明には使いやすいことも。

パンフレットは持ち帰り資料袋に入れています。スタッフの導線からお客様にすぐに手渡しできる位置に設置。資料袋は手渡しを原則としています。

奥の壁面にパンフレットを並べました。

フィルムの屈折率を比較して見られるようにSUPER PENGUINの小ペンギンも活躍。透明のアクリルバーを制作して、上にフィルムを立てかけています。

フィルムの透明度を示すための展示。黒い背付きの台は再利用を想定。手前には、青い帯状のキャプションパネルを置きました。帯状キャプションパネルの奥行きはブース全体で統一。幅は展示品に合わせています。
事前に展示の方法を時間を使って検討できたことが成功のポイントです。
(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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