SHOP|MIHON-ICHI
SPACE|金沢フォーラス5階
SIZE|18m×8m×2.75m(小間)
CLIENT|OPA 様

MIHON-ICHIは、金沢駅前の複合ビル「フォーラス」5階にオープンした、石川県の特産品などを扱う店舗。
ギフトショーの石川県ブースに参加していた1社から「店舗のデザインを依頼したい」とオファーがあり、スタートしました。

参考記事:合同出展ブースのディレクション業務 【成約数・成約金額が昨年比3倍近くを達成】|ギフトショー・石川県ブース

きっかけは、ターミナル立地型ショッピングセンターの管理・運営を行うOPAが石川県ブースを見て、スーパーペンギンのブースデザインを店舗に展開したいと発想したこと。OPAが出店企業にアイデアを伝え、声がかかりました。

通常、店舗デザインは請けていないのですが、展示会手法を活用した新しい発想の店舗であれば「ぜひ、トライしたい」と、引き受けることに。参加メンバーで知恵を出し合った結果、店舗施工にかけた時間はトータルわずか10時間と、ふつうでは考えられないスピード施工を実現しました。

ポップアップ特設以上、実店舗未満の新しい店舗のあり方は、これからの社会情勢に合うものと考えられ、関係者一同にとっても実験的なトライアルです。

通路に対して奥行きが深い造りにしてブースデザイン

店舗スペースは、通路に対して奥行きが深い造り。お客様が奥まで入らない心配があるため、展示会ブースの考え方に則り、展示台を通路ギリギリに、通路に対して垂直に置き、お客様を自然に奥へと誘導する構成にしています。
通路側の展示は、カラフルで目をひく商品や、多くの人が関心を寄せる食品類を複数展示することで、歩いている人が思わず立ち止まるようにしてあります。

思わず立ち止まるようなデザイン

店舗内通路際の左右の壁面には「ものづくりのチャレンジ商品販売中」のキャッチを掲示。展示会と同じ考え方で、何を扱っている店舗なのかがわかりやすいようにキャッチコピー作成し、通路を歩いている人の視線に入るようにしています。

残置什器を再利用した展示ブース

特徴のひとつがSDGsにも配慮して、石川県の展示ブースで使った展示台や残置什器を再利用していることです。造作物は極力減らし、素材もシンプルなものを使用。塗装しない、切っただけなどで経費を削減しています。

店内には、移動可能な正方形900×900cmの台を、お客様が巡るように整然と配置。店舗の奥には、金沢の伝統工芸品も並んでいます。台にはキャスターが付いているので、レイアウト変更も容易です。

店名MIHON-ICHIは、スーパーペンギンが命名してロゴも制作。店舗の造りがシンプルなので、グラフィックにはこだわりをもたせています。

MIHON-ICHIとは、展示会の考え方で店舗を作っていること、石川県内のさまざまな業者が展示にチャレンジしているという意味あいです。全体のイメージを決めるロゴは、ポップな印象を重視し、タペストリーにして奥まで整然と吊るし、雑多な展示物が並ぶ店内に統一感と楽しげなお祭り感を演出しています。

展示台の下には棚を造作

高さを統一した台の下には、商品をストックする棚を造作。商品の入れ替え、展示変えにも対応できるようにしました。

左の棚は展示会で造作したものを再利用。1製造会社に1棚、壁面上に社名を掲示しているのも展示会手法です。

店舗を真横から見た様子。

開店時間中の店内。

お客様で賑わうMIHON-ICHI様の展示ブース

集客と構成に展示会ブースデザインの考え方を活用したトライアル店舗には、お客様が狙い通りに流入。実店舗でも展示会ブースデザインの考え方が活用できるとわかり、今後の可能性を確かめることができました。

著者プロフィール

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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