EXHIBITION|IPEC 2007
HALL|東京ビックサイト
SIZE|6m×3m×2.7m(2小間)
CLIENT|株式会社 箔一 様
インテリア系の展示会JAPANTEXと同時に開催されたインテリアプランナー協会による展示会IPEC。金沢で金箔を扱われる箔一様のブースを担当させていただきました。
ターゲットはインテリアデザイナー、設計者などのインテリア業界の方々。
「箔」というと金箔をまず思いつくところですが、実際には銀箔、プラチナ箔、古代箔など様々な箔があります。
この展示会では、インテリアデザイナー、設計者の方々に「箔」の持つ可能性を知っていただくことを目的としてブースを設えています。
デザイナーがターゲットで、マテリアル(素材)系を扱う会社様の場合、「妄想ブース」が有効です、と当社ではお伝えしています。
来場者であるデザイナーは何らかの物件を抱えています。
素材系を展示する場合、商品である商品を「きっちり」と展示するより、様々な素材、試験的に作った素材、そして失敗した素材まで様々に置いてみることをお勧めしています。
メーカー側が失敗と考えていた素材でも、デザイナー側から見ると魅力的な素材として映る可能性もあります。考えてもいないような素材の使い方を思いついてくれるかもしれません。
「こう使ってください」と丁寧に展示するよりも、展示台の上には様々な「可能性」と「試験的なもの」を置くと、デザイナーの方々はそれぞれが勝手に「妄想」を初めてくれるのです。
「この素材、こう使えばいいかな」や「こんな感じがきれいだよね」など。
今回の箔一様のブースも、大きな展示台を設け、その上にランダムに「試作品」を置くことで、デザイナーに自由に見てもらうようにしています。
実は、このようにざっくばらんに置くと「滞留時間が長くなる」という効果もあります。来場者一人当たりの滞留時間が延びるとブースにとどまる人数が増えることになります。
このことがブースが「常に賑わっている」状況を作り出すことになるのです。
本記事の監修者について
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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。