EXHIBITION|第2回 国際 二次電池展 BATTERY JAPAN
HALL|幕張メッセ
DATE|2022.08.31-01
SIZE|9m×2.7m×2.7m(3小間)
CLIENT|デクセリアルズ株式会社 様
デクセリアルズは、スマートフォンやノートPCをはじめとするエレクトロニクス機器や、電装化が進む自動車に欠かせない電子部品、接合材料、光学材料などを製造・販売する企業。今回はリチウムイオンバッテリーの過充電や通電流を確実に遮断する表面実装タイプのヒューズを展示しました。
スーパーペンギンへのご依頼は2度目です。
ブースは、横に広い1.5小間の角位置を確保。商品が小さいものだったため、角に人が滞留するように展示台、奥の壁面に大量のカタログを装飾しました。
右はインフォメーションデスク、その奥には商談コーナー用のデスクを設置。椅子としても荷物置きとしても使えるボックスも用意しました。奥のグレーの壁は60WのLED投光器で照明、展示台は30Wを使用しています。明る過ぎず、圧迫感を出さないためです。
通路側には大きめに、ロゴと展示商品の種類、キャッチを明記。壁面を台形にすることでスタイリッシュな印象を演出しました。
通路のどの方向からも、ロゴ、商品の種類とキャッチが見えるように、サイズを変えて記載。
右の展示台と左のグレーの壁面を梁でつなぎ、間仕切りの壁が倒れてこないようにすると同時に、照明の配線を通しています。梁の高さは展示台上のパネル位置に合わせて設計、さらに奥の壁のロゴの高さを絶妙に調整しました。
展示台の上から視線の高さを計算したパネル、台上に小さい商品を並べて、パネルを見ながら説明ができる説明コーナーとしました。カウンターの内側には棚があり、パンフレットを収納してあります。
パネル下部を開けておくことで、通路側から内側が見えるようにしています。パネル越しにブース内部が見えるので、開放感があります。
パネルを指し示して説明。説明しやすい高さ、距離感に配慮しました。パンフレットを開かずに話ができます。
パネルは、通路側とブース内のどちらからでも使えるように6面に4種の資料を展示。
名刺は3日間で140枚。「シンプル&シックなデザインは来客にも好評だった。予算が少ないにも関わらず、チープな印象を与えることなく、全体的に成功だったと思う」という感想をいただきました。
次は12月に高機能フィルム展(フィルムテック・ジャパン)に出展予定で、引き続きのご依頼をいただいています。
(文:田宮谷)
本記事の監修者について
2024.10.15(火)@大阪|"最強の結果"を出すブースデザインセミナーご予約受付中
「最強の出展結果」を出す展示会ブースデザインの手法
METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。