EXHIBITION|インテリア ライフスタイル2022 Interior Lifestyle Tokyo 2022
HALL|東京ビックサイト
DATE|2022.06.01-03
SIZE|3m×2.1m×2.7m(0.5小間)
CLIENT|橋本幸作漆器店 様
橋本幸作漆器店は、石川県輪島市で「輪島うるし箸」を製造している企業。
石川県の県木である能登ヒバを使用し、天然うるしで仕上げた箸は、軽いことが特徴で、現代風のデザインにも人気があります。
石川県が集合出展を行ったときに知り合い、今回の単独出展でもご相談をいただきました。出展者セミナーにも熱心に参加して、アドバイスを積極的に取り入れています。
実店舗をもたないので、展示会は取引先と出会う貴重な場となります。
小スペース、壁の形・色・照明がパッケージで提供されるエリアに出展。
展示台と椅子型ボックス、壁面の文言をスーパーペンギンで制作しました。
商品が際立つ白を活かして、右から流れてくる人には、左の壁のキャッチコピー、左から流れてくる人には展示台が目立つようにしました。
壁のキャッチは高目の位置に大きめに「自然素材のみを使用、抗菌性を持つ、能登ヒバからつくった、軽い『お箸』」と入れました。右奥の台はお客様の荷物置きや、出展者の休憩用椅子に使えるように用意、移動可能です。
照明は会場から提供されたものをキャッチに当たるように設置。
正面の壁には「輪島のお箸」という言葉を縦に入れました。
箸立てなどの什器は、橋本幸作漆器店が特注しているもので、見栄えよく展示できます。
箸を製作する道具を展示して、手作りの工程が見えるようにしました。
箸立ては重ねて使えば高さが変わるなど、店舗での展示用にも使い勝手よいもの。セミナーのアドバイスを反映して、キャプションも一貫したデザインで作られています。
とにかく軽い!手にとって軽さを体験していただけるように見本を置きました。
右が出展者。同時期に青山では娘さんが展示会に臨んでいたため、3日間一人で来場者に対応していました。
ミュージアムショップ、繋がりたいと思っていたバイヤーなどから声がかかったとのこと。「初めてのインテリアライフスタイル展でしたが、不安なく出展できました。ありがとうございます」との感想をいただきました。
(文:田宮谷)
本記事の監修者について
- 兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)
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