EXHIBITION|LIVESTOCK EXPO2020 畜産資材EXPO2020
HALL|幕張メッセ
SIZE|6m×2.7m×2.7m(2小間)
CLIENT|株式会社コスモスエンタープライズ 様

第2回畜産資材EXPOでの展示会ブースデザイン

「第2回畜産資材EXPO」での出展。株式会社コスモスエンタープライズ様は、ナノバブル発生器をはじめとする、農業・畜産資材を取り扱う企業様です。

今回の出展では、農畜産用の「SUIREX Agri(スイレックスアグリ)」をメインに展示されています。通路際にはメイン製品を設置。来場者が製品に手を伸ばせる配置をしています。

来場者の「つかまりたくない」心理を前提としたブースづくり

当社は、来場者は基本的に「つかまりたくない」と思っていることを前提にブースづくりを行っています。つかまりたくないと思っている来場者に対して、どうすれば「寄りたい」とブースに興味を持ってもらえるか、そして、いかに滞留時間を伸ばすかがブースデザインをする上でのポイントになります。

また、ブース位置は会場の奥側に面していましたが、セミナー会場やホール内を行き来する出入口から近い位置にあったため、「取り扱っているもの」や「製品の特徴」となる言葉を0.5秒で読むことが出来る効果的なキャッチを掲示すれば、集客に有利になります。

タブレットを陳列代に設置

効果的なキャッチを掲示

来場者の「つかまりたくない」心理を前提としたブースづくり

視覚的に認知させるグラフィックとフレーズ

今回のグラフィックは「インパクト」を大事に考えました。
横に広く伸びる壁面には、みずみずしい野菜の写真を配置。製品を使用した際のイメージとリンクしやすくなり、より魅力的に伝える効果があります。
また、農業だけでなく畜産にもPRをしたいとのご要望でサイドの壁面には子豚が覗いているデザインに仕上げました。子豚の写真を入れることで、畜産に関わる来場者にも視覚的に「自分にも関係のある製品」ということを認知してもらう狙いがあります。

セミナー会場やホール内を行き来する出入口から近い位置に面していました

横に広く伸びる壁面には、みずみずしい野菜の写真を配置

ブースへ近づいてきた際、どこからでも見える位置にキャッチを配置。「どの様なことが出来る製品・サービスなのか」が瞬時に分かる仕組みです。
通路からすぐに触れられる位置に展示台を設置しているので、来場者もブースへ近づきやすくなります。

通路からすぐに触れられる位置に展示台を設置

「抗酸化農業」という言葉が来場者に響きやすいということで、他の言葉よりも少し大きくし、目に入りやすくしています。また、その下には製品の特徴を掲示。この二つのキャッチだけで、どんな製品なのかを大方認知することができます。

「抗酸化農業」の言葉の下に製品を陳列

展示台に設置したパンフレットラック

通路際の展示台にはパンフレットラックを設け、来場者が自由にパンフレットを取れるようにしています。「パンフレットだけでも貰っていこう」と思わせることも、ブースへ近づいてもらうために効果的です。

プリントアウトした資料を配置

資料を配置することで来場者が入りやすくなります。

プリントアウトした資料をざっくばらんに配置。
解説する際にスタッフが使用出来る他、来場者も自由に見ることが出来るため、ブースでの滞留時間を伸ばすことに繋がります。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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