EXHIBITION|SMART FACTORY Expo スマート工場EXPO2019
HALL|ポートメッセなごや
SIZE|4.9 m×4.1 m×2.7 m(2.2小間)
CLIENT|NISSHA株式会社 様
スマート工場EXPOは、スマート工場を実現するためのIoT、AI、FA/ロボットなどの最新技術・ソリューションが一堂に会する展示会です。
NISSHAさまは、モビリティ(自動車)を重点市場の一つと定め、IMD、IMLなどの加飾フィルムや成形品、フィルムタッチセンサー、水素ディテクターなどの拡販に取り組んでおられます。 今回の展示会では、各種センサーの機能を阻害する雪や霜を除去する透明フィルムヒーター、次世代コクピットの実現をサポートする曲面大型タッチパネル、タイヤ接地面のせん断力・摩擦力を検知するせん断力センサーなど、安全性向上や利便性向上に寄与する、モビリティ市場向けの新製品を数多く展示しました。
今回のブース構成は、3つのカテゴリーを分かりやすく通路際に設置をしました。それぞれの展示台に来場者が集まって賑わう効果をしました。
「何を扱っているか」を掲示する
今回のブースでは、壁面に扱っている商品を掲示しました。3つのカテゴリーを分かりやすく掲示しました。来場者がブースを見た時、ほんのわずかな瞬間に「何を扱っているか」を理解させ、「寄ってみたい」と思わせることが大切です。会社名よりも「何を扱っているか」または「商品の品目」を掲示することが賑わいのポイントになってきます。
インフォメーションカウンターと展示台の間は、115cm。人と人がぶつからないギリギリの寸法を守っています。また、インフォメーションカウンターにカタログを設置することによって、自ずとブースに近づいてもらえる効果も狙っています。
奥の展示台は、奥行き25cm。パンフレットを開いて少しお話が出来る場所をつくりました。
またこちらにもパンフレット入れを設け、ブース内に入って来てもらえるようにしました。
パンフレット入れには「ワイヤーシステム」を使用する
当社ではパンフレット入れをワイヤーシステムで設置することがほとんどです。表紙のデザインに被らないように配慮をしながら設置する高さを現場で決定しています。
細かい製品は、板1枚に経師を貼っただけのものに置いてディスプレイをしています。たった1枚の厚みだけでもグループ化され、見やすくなります。その手前に、カッティングシート文字で製品のキャプションを掲示しました。
ブースに来場者を集めるには「賑わっているポイント」をブース内に散りばめると、実現しやすくなります。手前の展示台と展示台は、234cm開いています。人と人がぶつからずに、集客効果を出すことが出来ました。
本記事の監修者について
- 兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)
最新の投稿
2024.10.15(火)@大阪|"最強の結果"を出すブースデザインセミナーご予約受付中
「最強の出展結果」を出す展示会ブースデザインの手法
METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。