EXHIBITION|High-performance PLASTICS EXPO2019 高機能プラスチック展2019
HALL|幕張メッセ
SIZE|9.0 m×3.0 m×3.6 m(3小間)
CLIENT|YOUNGJIN TECH CO.,LTD 様
株式会社YOUNGJIN TECH様は、1986年鍛造機械専門会社として創業をし、韓国鍛造産業発展に寄与して、世界的な鍛造機械専門会社に成長をされてきました。
初出展で、ご依頼は韓国よりありました。来場者が成型されるまでの色鮮やかなコンパウンドを通路際において、ブースに立ち寄りやすい雰囲気をデザインしました。カラフルなコンパウンドは、白を基調にしたブースに対して、全体的に人が集まるブースなりました。
通路際展示台には常にお客様が集まっていました。。通路際にはお客さま、ブース内にはスタッフさんが待機していて、お声がけをしています。ブースは、白を基調としていて、手前展示台の側面は、それぞれ会社のロゴカラーである色で貼り分けをしました。また、奥壁面側には、ハイカウンターとハイチェアをご用意しました。しっかり商談する時には座って頂けますし、少し立ち話ですと、チェアに荷物を置いてお話が出来るスペースをつくりました。
ブースレイアウトは、向かって左側に、ストックとインフォメーションカウンターを設けました。インフォメーションカウンター通路壁面には何を扱っているか分かるよう掲示しました。
それぞれのコンパウンドと、コンパウンドの型番も記載しました。またより際立つように壁面上部から、間接照明を仕込みました。
展示台に合わせて透明アクリルにそれぞれコンパウンドを入れました。コンパウンド1粒1粒の大きさやかたちを手に取って確認をする事が出来ます。立ち寄った来場者さんは、ほとんどの方が中に手を入れて確認をしていらっしゃいました。常に人が集まるブースができました。
成型された商品も展示をしました。成型前と成型されたものを見れると説明がしやすくなります。キャプションも用意するとなお効果が出ます。
コンパウンドを透明アクリルにいれてディスプレイしました。等間隔に並べるように細かく寸法も出して、1つ1つに型番も記載しました。
会社案内と製品技術についてモニターで案内を流しました。当社は、モニターを壁面に埋め込むやり方をしています。1枚の写真のようにすっきりと見せる事ができます。また、モニター下には、取り扱っているプロダクトを記載しています。
撤去時には、インフォメーションカウンターに「おつかれさまでした」と日本語で書いて下さったポストイットを貼ってくださっていました。韓国より慣れない日本での展示会でお疲れの様子でしたが、皆さん笑顔で帰っていかれた顔が忘れられません。
本記事の監修者について
- 兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)
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