EXHIBITION|WIND EXPO2019 風力発電展2019
SIZE|6.0 m×4.1 m×3.0 m(1.5小間)
CLIENT|ロクステック・ジャパン株式会社様
風力発電展にご出展されるロクステック・ジャパンさん。
ロクステック・ジャパンさんは、ケーブルやパイプの貫通部で使用されるシーリング材『マルチダイアメター技術とシーリングソリューション』を提供。様々なご要望に対し、最適なソリューションをご提案している会社です。
本社はスウェーデンにあることから、今回のブース全体のイメージとして、会社のブランドイメージに合わせたブースデザインにしています。
今回の小間サイズは6m×4.1mとなります。3面開放で近くに柱が立つ位置となっています。メイン通路に正面性を持たせました。
ブース全体は白を使いブランドイメージに。ブース内の壁面はポイントにグレーを入れ正面の壁面にあるグラフィック面を際立たせています。
ロクステックさんのオフィスにはナチュラルな木目があり、オフィスイメージと合わせるように、ブースの床には木目調シートを使用し、ナチュラル感を取り入れています。
商品の展示方法として、展示台に立ち上げを造り、実際にパイプの貫通部を見せられるようにしました。展示台には1枚薄い板を敷き、商品を置くスペースをつくっています。商品は板の上の範囲にラフに並べ、来場者が手に取り、見て触ることができるようにしています。
ラフに置く事で、見るだけではなく手にとり触ってくれる人が増えるのです。
もう1方の通路側の面にはモニタを取り付けイメージ動画を流しています。
今回の小間位置はブース正面と反対側には大きな柱があります。柱があることで、ブースは柱に隠れてしまいますが、全てが見えないわけではありません。そこで、壁面部分にワイヤーでパンフレットを並べ、自由に持ち帰ってもらえるようにしました。柱で隠れている分、意外と来場者はブースに近づきやすくなり、自由にパンフレットを手に取ることができるため、思った以上にパンフレットはなくなっていました。
来場者は「つかまりたくない」と思って会場を回っています。限られた時間の中でより多くのブースを回りたいと思っているはずです。
柱のある事を逆の発想に変え、自由に近づきやすいと考え、放置型にしてパンフレットを置くことが一つの集客効果となりました。
会期中はスウェーデンの本社からもスタッフが来てブースに立たれ、ブースに海外イメージも更に創り出されていました。
スタッフの方からは、会社イメージにマッチしたブースで本社スタッフも喜んでいるとのお言葉をいただきました。
本記事の監修者について
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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。