EXHIBITION|次代を創る可能性素材展
HALL|LIFORK HARAJUKU(原宿)
CLIENT|株式会社繊維リソースいしかわ 様
原宿駅前にある、LIFORK HARAJUKUにて開催された、「次代を創る可能性素材展」。
石川県のアパレル資材を扱う企業様などが多くご出展されていました。
コロナ状況下ということもあり、出展される方々の多くは石川県からのリモート参加。
デザイナーの方が、各企業の素材を使用し制作した作品を展示した様子。
手前にはデザイナーや作品の詳細を記載したパネルを設置しています。
遠くからではなく、近くに寄らないと読めないもの(かつ、多少文字量の多いもの)を置くことも工夫のひとつ。
来場者の方々はそれらを読むため、ブース内での滞留時間を伸ばすことに繋がるのです。
ブース入口正面には、展示会名を大きく記載した長いタペストリーを吊り下げ、入口としての「顔」を演出しています。
ブース内にはタペストリーを複数枚、ランダムに吊り下げました。また、展示台の素材は無塗装のシナ合板のみ。そうすることで、会場全体の統一感を出す効果があります。
ブース奥には各社が制作したマスクと一緒に説明パネルを置いています。
解説をするスタッフの方が居ないため、説明パネルは必須になります。
あらかじめ、どんなものをどのようにディスプレイするのか、ということを当社と出展企業様で打合せをしています。それぞれに最適なものをご提案し、商品をより魅力的にすることは、展示会でもとても大切なことです。ブースや商品に少しでも興味を抱いていただき、ブースへ入ってもらう・会社や商品を覚えてもらう。
興味を抱かせるきっかけは様々ありますが、ブースの在り方・キャッチや商品の並べ方を一工夫するだけで結果が大きく変わってきます。
各社展示エリアには、リモート用のコーナーを用意しています。
液晶を縦使いし、その上にはカメラを設置。
リモートで話す出展企業の方と来場者の方が目線を合わせて会話することができ、複数人での会話でも窮屈になることはありません。しかしながら、出展企業の方々は会場にどれくらい人が入っているのか、どういう状況なのかということが分かりにくかったという反省点がみられたので、それらは今後の改善点になります。
シナ合板で制作した展示台。こちらは共有展示台としているので、接客時はもちろんリアルでの参加をされた出展企業様やスタッフ同士の交流スペースなど様々な使い方が可能です。
本記事の監修者について
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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。