EXHIBITION|第32回 Japan IT Week【春】 32rd Japan IT Week spring
HALL|東京ビックサイト
DATE|2023.04.04-07
SIZE|12m×2.7m×3.6m(4小間)
CLIENT|株式会社ベイジ 様

 

株式会社ベイジは「顧客の成功を共に考えるウェブ制作会社」。
初出展のためにご相談をいただき、ひとつ前のJapan IT week会期中に、スーパーペンギンが手掛けたブースを案内して、小間のサイズや使い方などを含めて0ベースからご提案しました。

準備にも時間をかけ、スーパーペンギンが提示している展示会の考え方、デザインに沿って、じっくりと計画することができた案件です。

会場の一番奥を4小間・横長に確保し、左側のモニター部分をプレゼンテーション・スペースとして、正面、左壁面、上部の3面解放の構造としました。梁を設置しない開放的なブースです。


社名ロゴ「baigie」とサービス内容は、遠くからも見える高い位置に大きめに表示。ブースの右側には、背面のある展示台を2台、通路際に配置しました。展示台上には、ファイルを置いて来場者が好きに資料を見られるようにしてあり、奥の商談スペースと分けています。

埋め込みモニターに演台を設けて、プレゼンスペースに。モニターの背後は倉庫にしてあります。

倉庫部分の壁面を使い、デザイン重視で企業案内を表示。

片側の壁には、来場者の視線を捉えるキャッチコピーを表示。ただし、奥の商談スペースへは自由に通行できる造りです。

展示台の壁面にスリットがあるので、奥の様子が見えます。
展示台壁面の照明は30w、奥は60w。

展示台上には、A3判のパネルを手で持って説明に使えるように置き、サービス紹介ファイルも自由に見てもらえるように開いて置いてあります。

壁面はグラフィックデザインした資料を印刷して貼っています。通路際のグラフィックは、来場者の関心を引くために、「業務システムが使いにくいのはなぜ?」など、疑問形の見出しに。パンフレットは、手に取りやすいように展示台の通路側と奥の壁面に並べています。

通路を歩く人の目につくように、人の頭よりも高い位置に、社名ロゴと商品特徴を表示。

奥には、箱椅子とパソコン&モニターセットを3台用意し、壁面には事例、サービスの流れなどを表示。スタッフがモニターや壁面を活用して、じっくり説明できる商談スペースです。

人が集まるタイミングを見てプレゼンテーションを開始。柔軟な対応が功を奏していました。
お客様からは、「初の出展で、右も左もわからなかったのですが、最初から最後まで伴走していただき、助かりました。集客方法・商談など、私たちの戦略を上手に理解して提案いただけたことで、商談の数が増やせたように感じています」とご満足をいただきました。

(文:田宮谷)

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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