EXHIBITION|メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2022
HALL|東京ビックサイト
DATE|2022.07.20-22
SIZE|6.0m×3.0×3.7(2小間)
CLIENT|東京電設サービス株式会社様

 

メンテナンス・レジリエンス(プラントメンテナンスショー)は、今回で47回目を迎える工場設備の維持管理・保全技術を対象にした国内唯一の専門展示会です。

東京電設サービスは、社会インフラ設備のグローバル・エンジニアリング企業。東京電力グループの一員として、電力設備の保守・運用で健全なインフラ環境を提供しています。

今回は、受変電設備の点検・更新ソリューションや部分放電測定による絶縁診断など、電気設備維持・保全に関するお悩みを解決するサービスを展示。また、社会インフラ設備の長寿命化を実現するメンテナンス技術も展示しました。

スーパーペンギンが担当するのは、4回目。初回は2020年7月、大阪での展示会でした。
2回目(2021年7月)に、展示会だけでなく日常的にも使用できる什器を製作。東京電設サービスの人材・技術開発センターでパネル展示している什器を新しくして、その什器を展示会でも活用したいというご依頼に応えたものです。今回は展示内容に合わせてその什器9台を持ち込みました。

ブースはホールに入ってすぐの位置。当社ではスタートダッシュエリアと呼んでいて、来場者の気持ちは会場の奥へ向いているエリアです。そこで、高さ3.7mと周囲よりも高い壁を立て、手に取りやすいA5サイズのフライヤーを大量陳列しました。

通路側には、ブースで伝えている項目をわかりやすくまとめたパネルを設置。立ち止まって読めるようにしました。来場者はいきなりブースの中には入って来ないので、通路際に何を置くかが重要になってきます。
ブースの通路際に「ブース全体を説明するパネル」があると、来場者はまずこの部分を見ようと寄ってきます。

展示会でパネルを掲示する際は、離れたところからでも「何を書いているパネル」なのか、わかると集客上有利。お客様の視線がさえぎられない上部に各パネルのテーマを掲示します。

什器はすべて同じサイズ。パネルもサイズ、デザインをそろえることで統一感がでます。什器の棚部分にはオープン収納を設け、カタログ、資料をしまっておけるようにしてあります。

梁はブース内が明るくなるよう照明を取り付けるためにあるのと同時に、通路側にはロゴマークと社名を明記。今回はロゴや社名と同じブルーを梁の下部にあしらうことでブース全体を引き締めています。

ブース内側の様子。右手の台は、スタッフが対応したお客様の情報を整頓しながら、動的待機をするスペースとなっています。

什器ごとに1対1でお客様対応が可能。

お客様からの声。「フライヤーの効果もあり、意欲的で確度の高いお客様を自然な誘導で呼び込むことができたと思います」「常に、真剣にパネルを読んでいる来場者様がいました」などの感想をいただきました。名刺獲得数は1日目73枚、2日目55枚、3日目74枚、総枚数202枚。

多摩川にある人材・技術開発センターのエントランス。ふだんはLEDパネルを設置、什器ごとに自由に閲覧できる資料ファイルが用意されています。

 

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

2024.8.6(火)@東京|"最強の結果"を出すブースデザインセミナーご予約受付中

METHOD/TOKYO|展示会出展者・業界関係者向け

「最強の出展結果」を出す展示会ブースデザインの手法

METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。