EXHIBITION|FINETECH JAPAN2017 ファインテック2017
HALL|東京ビックサイト
SIZE|6m×6m×3.6m(4小間)
CLIENT|NISSHA株式会社 様

ファインテック2017ブースデザインの様子

来場者が「集まる」ポイントをブース中心部分に設ける

NISSHA株式会社様は2016年より複数の部署、展示会でご依頼いただいています。このブースは毎年4月に行われるファインテックジャパンでのブース。小間位置を考慮し、内部方向集中型のブースとしました。4小間(6m×6m)より大きなブースサイズになると、どうしてもブースが散漫な印象になってしまいます。そんな時はブースの「向き」を整えることが有効です。展示台を全て外に向けて全方向に対応するか、または敢えて展示台を全てブース内部に向けて設置し、来場者が内部に集まり、賑わっているように見せるか。今回のこのブースでは後者の「内部方向集中型」にしています。この内部方向集中型にした上で、ブースの中心部分に「出展者が集まるポイント」を設定すると、ブースに「集まっている感」を出すことが可能です。例えば来場者4人がブース内に分散していてくださるよりも、ある場所にまとめて立っていただている方が、賑わっている感じがするのです。今回のブースでは、正面中央のこの「集まるポイント」に「滞留時間が長くなるもの」を設置し、ブースが常ににぎわっている状況を作り出しました。出展の結果、3日間の名刺獲得総数は1100枚。そのうち見込み客として後日営業に繋がったのが430枚となっています。

ファインテック2017ブースデザインの様子

ファインテック2017ブースデザインの様子

ファインテック2017ブースデザインの様子

ファインテック2017ブースデザインの様子

ファインテック2017ブースデザインの様子

ファインテック2017ブースデザインの様子

NISSHAさんの担当者様に当社にご依頼いただいた理由を改めて聞いてみました。

「話したことがあるかもしれませんが、自分たちでデザインをしていたこともあり、Webサイトでブースをリサーチしていたところ、御社の製作されたブースの写真が偶然集まっていました。
商品が主役であること/人に認識されるための工夫(グラフィック処理)/新しい試み(チャレンジ)/スッキリ、整然とした構成(変な曲線がない)
 また、セミナーに参加させていただき、制作する上でのポイントを把握されており、多くの案件に取り組まれた実績をどんどん新しい案件で試して、さらなる実績を生み出されている点から信頼することができました。」

とのお言葉。当社にご依頼になる前、WEB上で気になったブースの写真を集めていたところ偶然当社のブース写真が多かったのだそうです。ご依頼の後このことを聞いた時には「縁なんだな」と嬉しく思ったのを覚えています。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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