EXHIBITION|国際ホテルレストランショーHCJ2022
DATE|2022.02.15-18
HALL|東京ビックサイト
SIZE|6m×9m×3.6m(6小間)
CLIENT|株式会社テラモト 様

株式会社テラモトは、大阪に本社を置く清掃用品・環境美化用品の大手企業。公共施設をはじめとする全国の建物等で使われているゴミ箱やモップ、カートなどの製造・販売を行っています。

ホテル業界での知名度が低いので、出展することで認知度を高めたいと考えていました。
スーパーペンギンにご依頼いただくにあたっては、セミナーに社員10名ほどで参加していただきました。また、弊社もテラモト様を訪問し、すべての商品を拝見したうえで、ブースデザインしています。

TERAMOTO様のブースデザイン展示商品は、高級ホテルに馴染むよう、黒・グレー・ブラウンで端正にデザインされたカート類。
ブースも、高級ホテルをイメージして、白・木目・グレーで配色しました。テラモトのブランドカラーは緑ですが、緑はあえて使わず黒を採用、「TERAMOTO」のロゴを起こし、商品の端正な印象を社名においても表現しました。

ホテルらしさを演出したブースデザインの画像ホテルらしさを醸しだすために間接照明を採用。集客に重点を置いて、通路の外側に商品であるワゴンを配置し、ブース内部で商談を行う形式にしています。

ブースの奥に受付受付はブースの奥に配置。受付周りも間接照明でホテルの雰囲気に。

遠くからも目立つ「ワゴンのテラモト」と表記した看板遠くからも目立つ看板には「ワゴンのテラモト」と記載。「ワゴンのテラモト」は今回の展示のために作成したキャッチフレーズで、来訪者の意識に擦り込まれるようブースの各所に配置しました。

ワゴンの周囲に商品の説明を書き込んでいます通路側に置いたワゴン。お客様に近寄ってもらうために、半分ほど壁の中に入れて間接照明で浮き上がらせ、周囲には商品の説明を書き込んでいます。

説明には「光沢感のある上質な生地」「内装に馴染むデザイン」「多段ポケット」、キャスター部分には「軟質クッションバンパー」「125Φのキャスター」「四輪自在キャスター」等が書かれています。

iPadを設置した台通路に面した台の上にはiPadを設置。スタッフが説明する姿を動画撮影してあり、常時映し出しています。
動画は、展示会終了後にはHPの説明資料としても使えるように撮影。展示会の映像は、リアリティがあるので効果的です。

人が集まる展示ブースの様子新型コロナ感染症に対する非常事態宣言中の開催で、全体の来場者数が減っているなか、テラモト様のブースには通常と変わらない集客ができました。
ご担当者様からは「こんな展示方法は初めてで、手応えが感じられた」「スーパーペンギンの展示会ブースデザインセミナーにも参加して安心していたが、期待以上の展示ができた」とのお声をいただいています。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。