EXHIBITION|第14回国際ベビー&キッズEXPO夏
HALL|東京ビックサイト
DATE|2022.07.06-08
SIZE|6m×5.4m×2.7m(2小間)
CLIENT|有限会社リクエスト 様

 

リクエストは「世界中のママと赤ちゃんに向けて、世界基準の愛情商品を届ける」をコンセプトに、赤ちゃんから高齢者まで安心して使えるボディソープ、クリーム、シャンプーなどを製造販売している企業。

企業イメージと商品のPRを目的に、新たにパッケージも作成して展示会に臨みました。
スーパーペンギンとは初。ベビー&キッズグッズの展示会ではあるものの、可愛らしさに寄りすぎず、高級感のある洗練された雰囲気にしたいというオーダーでした。

奥の壁面のビジュアルは、ギフトボックスのパッケージデザインを流用。絵の中の女の子が通路側からも見える位置になるよう、ダイナミックに使いながら、余白で調整しています。

通路を歩いている人の目にとまるように、左壁の両面に「ママと一緒に使えるスキンケアシリーズ」のキャッチを表示。

展示会に向けて新たに製作されたギフトボックス。詰め合わせイメージを展示しました。

通路際の3台の展示台には3つのシリーズをそれぞれ展示。「除菌・消臭シリーズ」は口に入っても大丈夫という商品です。
手にとってもらえるようにサンプルを1本ずつ置いています。板1枚を敷いて段差をつけることで、サンプルと商品展示を分けています。白い背面には商品説明。

ポンプタイプのスキンケアローション。グリーンを飾ることで洗練された雰囲気に。

白を基調にしたブースに、イラストにも使われているオレンジが映えます。

通路側の展示台で興味を引き、立って話ができる中の商談スペースへ誘導。じっくり商談したい人とは奥のテーブル&椅子に座って話ができるよう三段構えに構成しています。

商談スペースの椅子は、絵のイメージに合わせてレンタル。

パンフレットにもパッケージと同じイラストを活用。表裏で一枚の絵になる使い方です。
パンフレット全面が見えるワイヤーラックはスーパーペンギンの定番。
展示台の通路側と左通路側に設置し、初日ですべてのパンフレットがなくなりました。

展示台に来場者が寄ってきて商品を手に取る、担当者が説明に入るという想定どおりの展開。

新しいデザインのパンフレットがなくなった後は、古いパンフレットも並べるほどに盛況。
会期中、途切れることなく商談できていました。

ブース位置は入り口付近で、人が通り過ぎてしまいがちですが、明るさと絵の印象で大勢を集客できていました。
(文:田宮谷)

 

 

 

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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