EXHIBITION|NEPCON JAPAN2021 ネプコン ジャパン2021
HALL|東京ビックサイト
SIZE|12m×5.4m×2.7m(7小間)
CLIENT|株式会社ジュッツジャパン 様
「ネプコンジャパン」での出展。
ネプコンジャパンとは、実装・検査装置から電子部品・材料、微細加工技術等を見ることができる展示会です。
また、株式会社ジュッツジャパン外観検査の開発・販売をされている企業様です。
出展取り止めをした企業も多い中でのご出展。
実機の展示はせず、最小限で出展としています。
ブース内は、ベンチを中心設置。休憩がてら、ブースのベンチを使用してもらおうという狙いです。
スタッフの方が居ない無人ブースのようにも見えますが、実はブース奥に設置したカウンター裏で作業をしていました。
無人ブースのように見せることで、来場者は気軽にベンチに座ることができます。
ベンチ近くにはパンフレットを置いていたので、実機の展示はなくともパンフレットだけでも貰って帰っていただくことにつなげることができます。
梁もなく、壁・床・台のみの白いエリア。
遠目から見た際に「あそこはどういう空間なんだ?」と疑問に思う来場者も多かったようです。
ブースへ近づいてもらう・入ってもらうには、ブース自体に興味を抱いていただくことがとても重要です。
今回のネプコンジャパンは来場者も出展社もとても少なく、あまり例を見ない事案にはなりましたが、ブースへ興味を持たせ、入ってきていただくという考えはどの展示会でも同じです。 興味を抱かせるきっかけは様々ありますが、ブースの在り方・キャッチや商品の並べ方を一工夫するだけで結果が大きく変わってきます。
ブースの奥壁面にはロゴと、ジュッツジャパン様が取り扱う商品名を記載。
最低限の量に抑えつつも、見た目の印象を整え企業イメージを崩さぬようにしています。
奥の展示台の壁は、座って作業をしていると頭までがすっぽりと隠れる高さ。
そのため、スタッフの方も、ブースの様子も見つつ作業に集中して取り組むことができます。
今回の展示会では来場者自体が少なく、接客はあまり多くはありませんでしたが、来場者は基本的に「つかまりたくない」と思っていることを前提にブースづくりを行うことが大切だと当社は考えています。つかまりたくないと思っている来場者に対して、どうすれば「寄りたい」とブースに興味を持ってもらえるか、そして、いかに滞留時間を伸ばすかがブースデザインをする上でのポイントです。
本記事の監修者について
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METHOD/は、当社が日頃ブースのデザインを行っている中で、この手法を用いれば集客に成功する、と実感した手法、実際に集客に成功した手法をとりまとめてお伝えいたします。常に出展者に寄り添い、共に「出展成功」を考える立場だからこそ気が付くこと、展示会ブースを行う立場だからこそ気が付くことをお伝えいたします。