EXHIBITION|HEALTH & FITNESS JAPAN2019 ヘルス&フィットネスジャパン2019
HALL|東京ビックサイト
SIZE|3.0 m×3.0 m×2.7 m(1.0 小間)
CLIENT|株式会社TOSCOM 様

今回、TOSCOMさんは東京ビックサイトにて開催されるヘルス&フィットネスジャパンにご出展。当社へのご依頼は初めてでした。TPSCOMさんはHOLZACというシリコンサポーターを扱っています。締め付けずに協力固定、日本におけるスポーツ医療の第一人者である先生監修のもと開発されたサポーターブランドです。

TOSCOMさんは今後、小さい展示会やイベント等頻繁に出展していきたいとのお話しでした。毎回ブースの施工まで業者に頼まなくても、スタッフだけでブースをつくれるようにしたい、使いまわしが出来るものにしたいとの事でした。

当社は基本、木工でのブース制作が多いのですが、今回はお客様のご意見を優先し、使いまわしのできるブースデザインをご提案しました。TOSCOMさんは長野県の会社様です。展示会やイベントの度、運搬等が楽であるよう、当社はボックスチャーター便2つで収まるサイズ感での設計をしました。

まずはブース全体のデザインとして、色は商品カラーのイエロー。遠くからでもブースが明るく浮き出て見え目を引き付けます。壁面部分にはタペストリーを吊るし全体のイメージを統一。サイドのタペストリーは商品の説明等を入れてありますが、奥壁面に吊るしているタペストリーは3枚ともグラフィックのレイアウトは統一しロゴは見た目的に統一感を持たせるため同様に入れています。

今後今回よりも小さいスペースでの展示などの場合はタペストリーを1枚だけ使用、2枚だけ使用など、状況により融通が利くようにしています。展示台は中に荷物が入れられるよう、収納できる設計にしています。例えば、ストックのパンフレットを入れたり、商品ストックを入れたりと運送の際にも梱包の段ボール代わりにそのまま収納として使えるようになっています。
ヘルス&フィットネスジャパン2019の展示会ブースデザイン装飾

ヘルス&フィットネスジャパン2019の展示会ブースデザイン装飾
2つの展示台の上に板をのせ、広い展示台として使用できるようにしています。
ヘルス&フィットネスジャパン2019の展示会ブースデザイン装飾
展示台の上には商品を什器ごとディスプレイ。実際に店舗に置かれるようなイメージにしています。手前には実際に商品が触れるようサンプルを置いています
ヘルス&フィットネスジャパン2019の展示会ブースデザイン装飾
ロゴの位置は揃え、統一感を出しています。
ヘルス&フィットネスジャパン2019の展示会ブースデザイン装飾
商品のイメージを全面的にアピールするタペストリー。こちらは両面印刷となっています。実際にサポーターを試したいという方には試せるようにブースの中に椅子も設置しています。

ヘルス&フィットネスジャパン2019の展示会ブースデザイン装飾
展示台の中はパンフレットなどが入れられるスペース。

ヘルス&フィットネスジャパン2019の展示会ブースデザイン装飾
会場の中でもひときわ目立つイエローブース。今回は会場の一番奥、目立たない位置ではありながらも存在感は十分、会期中は人で賑わっていました。

本記事の監修者について

竹村 尚久
竹村 尚久SUPER PENGUIN株式会社代表取締役|展示会プロデューサー/デザイナー
兵庫県姫路市生まれ。法政大学大学院工学研究科建設工学専攻修了。一級建築士。1996年4月・五洋建設株式会社入社。2005年6月・インテリアデザイン事務所ディーコンセプトデザインオフィス(現・SUPER PENGUIN株式会社)設立。2006年5月・東京インテリアプランナー協会 理事就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2008年5月・東京インテリアプランナー協会 副会長就任 / インテリア系展示会IPEC/JAPANTEX実行委員会。2012年9月東京造形大学 非常勤講師(~2018)

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